2016年10月17日月曜日

東電会見 2016.10.17(月)17時 ~ 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請(凍土遮水壁 山側凍結の実施計画を申請)・「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の認可(HIC上澄水除去設備)・ALPS 漏えい 新たに2箇所判明(合計3箇所)・ほか

東電会見 2016.10.17(月)17時 ~ 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請(凍土遮水壁 山側凍結の実施計画を申請)・「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の認可(HIC上澄水除去設備)・ALPS 漏えい 新たに2箇所判明(合計3箇所)・ほか



38分

特定原子力施設監視・評価検討会 第47回 10月19日



報道関係各位一斉メール 10月17日(月)~10月19日(水)


○福島第一プラント 10月17日(月)~10月19日(水)

○指示・報告 10月17日(月)~10月19日(水)

漏えいトラブル事故関連 監視モニタリング・分析結果 10月17日(月)~10月19日(水)

サブドレン汚染地下水 海洋放出関連

地下水バイパス 海洋放出関連

未使用 焼却工作建屋地下 高濃度汚染水誤移送トラブル関連
  • 水抜き完了のため中止

H4エリア タンク高濃度汚染水300トン漏えいに関するサンプリング結果

H6エリア タンク高濃度汚染水100トン漏えいに関するサンプリング結果 

地下貯水層漏えい関連
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環境モニタリング・サンプリング 10月17日(月)~10月19日(水)

○その他 10月17日(月)~10月19日(水)
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福島第二 10月17日(月)~10月19日(水)
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福島復興本社 10月17日(月)~10月19日(水)
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柏崎刈羽 10月17日(月)~10月19日(水)



http://live2.nicovideo.jp/watch/lv278891472#00:01:30

福島第一の状況




  • 温度、圧力特に変化ない
  • 温度が気温のせいで低下傾向
  • 使用済み燃料プール冷却浄化系を今年8月に1~3号機で二次系を共用化する工事で8月に切替えを行ったが、試運転で冷却系配管の一部に水の流れが確認され、調査で空気が抜けない構造で空気溜りが押し出せず流量が出ない事象があった
  • 空気弁を新たに設けて空気を抜いて水を配管に春設備、バルブを付けることに
  • 昨日16日から3号、1号、2号と順次切り替え作業を行った
  • 昨日13時43分に3号機を切り替えに伴い代替冷却を停止した
  • 順次2号機、ハイ下院改造後に1号木も切り替えを行う
  • 15日11時13分ごろ停止中の多核種除去設備A系で漏えい
  • 1分1滴の滴下を確認
  • 設備概要を図面を用いて説明
  • 左から水が流れ右側に向かって水が流れるに従い放射性物質の核種が取れる
  • 前処理設備と吸着棟のフィルター処理の大きく2段構成
  • 水漏れ発見は前段部のクロスフローフィルターの真下の配管から水漏れ
  • 配管から滴下があった
  • 水漏れ確認時はALPSの運転は止まっていた
  • しばらくこの設備は停止する
  • 少量であり、堰内。境外への漏えいはなし
  • 15日、17日にサブドレンFとGの海洋排水を実施
  • サブドレンAが運用目標値を満足で明日海洋排水を予定
  • 地下水バイパスGr2も運用基準値満足で明日、海に排水




http://live2.nicovideo.jp/watch/lv278891472#00:08:10

1号機建屋カバー解体における作業状況について(2016年10月17日実績) 


  • 本日は飛散防止剤サンプとオペフロ調査をした。明日も実施予定。
  • モニタリング影響なし



http://live2.nicovideo.jp/watch/lv278891472#00:08:40

■環境モニタリング・サンプリング


  • サブドレン、地下水ドレン、東電と東電が選んだ第三者で満足
  • 地下水バイパスGr2 東電と東電が選んだ第三者で満足




http://live2.nicovideo.jp/watch/lv278891472#00:09:35

建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移 


  • 10月6日から12日までの1週間のデータ
  • 流入量が減っている
  • ① の 建屋地下水流入量が若干下がった
  • ② の 4m盤から汲み上げて建屋に戻している量も徐々に下がっている
  • ③ の ①+② = 492m3/日
  • この1週間の降水量は9ミリだった




以下、質疑中の差し込み

http://live2.nicovideo.jp/watch/lv278891472#00:25:25

既設多核種除去設備建屋内おける水溜まりの確認について 


水漏れトラブル発生。本日15時20分頃、多核種除去設備A系。ALPSの後段、吸着塔周りにおいて水たまりが2箇所ある情報が入ってきている。2箇所ともに20cm×10cm、深さ1ミリ程度。配管の保温材下の部分に20秒に1滴程度の滴下を確認している状況。たれている場所は建屋内、堰内に留まっているので形骸への流出はない。また情報が来たら知らせる。

(東電石橋:最後に伝えたものは一斉メールで知らせる。以上で終わる。)

・一分追加の資料があるので配る。

(東電石橋:新しい案件があるので資料を配っている。)




http://live2.nicovideo.jp/watch/lv278891472#00:27:35

「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請★★★★★ 


・本日、先程だな。寄生庁に凍土遮水壁の実施計画閉合について提出した。

・第二弾階で元々は凍らせる部分だった山側の併合していない部分を先行的にやるための実施計画を提出した。第一段階、第二段階と書いてあるが、一番下のⅡ-6 添付。15-7のページ。今、未凍結箇所、大地段階のフェーズ2を進めているが、この段階で行なっているのが山側と海側の青いラインでグルっとまわっている部分で、一部赤丸で除いているところ。下から北側から海側まで7箇所開いているところが未凍結。まだ凍結管のスイッチを入れていない場所。この場所について一部凍結を始めたいと申請を出した場所。添付15-19。同じ図面の中で赤くハッチングしている部分。西側①、上に西側⑤。★★山側の両端部分について併合したいということで、今回実施計画を出させてもらった。先程、4m盤の話をしたが、やはり!今、雨水ブルー側、海側のほうが凍結可能な0℃になったが、どうしても山側のほうがまだ開いているので、そこから来る地下水の流入が山側に渡ってそこの水位が上がって、サブドレンで組んだりしているが、そこで全部受けとめている状況になっている。★★★★★すると4m盤の水量、入ってくる流入量がなかなか減らない一つになる山側から来る地下水の流入を海側遮水壁の開口部。もともと凍結していないトレンチの下などを通して流れてくる量がなかなか減らない事情がある。

# サイアクダ… 凍土遮水壁海側の効果を確認できてから、つまり70m3/日の評価が確認できてから山側凍結という話だったのに、70m3/日にならないのは、山側を凍結してないからだ!という頭が腐りそうな話に… このペテン企業。##

# 建屋から漏れても事故直後に漏れたものだと主張するのは目に見えてる。寄生委員会、寄生庁がそれを追認することも織り込み済みでやってるんだろう。本当に腹立たしい… 東電は4m盤を汚染地帯と呼び出して監視評価検討会で咎められた経緯があるんですよ。知ってますか。##

# 「もともと凍結していないトレンチの下などを通して流れてくる量がなかなか減らない事情がある。」 しれっと言ってるけど、そんなことは最初からわかっているのに、それを含めた評価で70m3/日と試算しているはずなのに。##

# 山側凍結を主張し続け許可をもらうために、突然180度、方針転換して海側先行凍結に従うといいだした経緯をしってると最初から騙す気満々だったんだなとおもうわ。##

なんで、これは申請した段階だが、山側の方の濃い青のほう。海側のもともと凍結始めた部分にプラスして7箇所開いている未凍結部の一部を併合していく作業をするものになる。 原子力 寄生庁さまからは凍土遮水壁を閉じるに辺り、建屋滞留水と地下水位が逆転してしまうことがリスクであると聞いている。当然、そのリスクは考慮して一度に閉じることはないが、先ず、この2箇所を閉じる選定をしている。その選定理由が添付10の後ろの方に書いてある。建屋への流入量に加え、山側の7圧あるうちの2つを閉じても大きく建屋への流入量の水位が逆転することはない!と評価した上で2箇所を選定させてもらった。具体的には添付10の110と111ページに少し書いてある。実際には今言った7箇所開いている部分に加え、今の凍結管のスイッチを入れている部分で、凍結していない部分がまだ開いている。未凍結部分。海側の補助工法をやったように、凍結がまだ官僚して居ない部分があるので、山側から開いている部分を通して建屋に入ってきているわけだが、そういったものを考慮して、もし、未凍結部分が全て凍って、更に今回7分の2を凍らせたとしても建屋の水位がすぐに逆転することはない!と評価した上で2箇所選定した上で選定させてもらったものになる。

# これ、季節が冬になって想定以上に凍結が進んで、遮水効果の効きが想定以上に現れるということはないんだろうか。それは評価してるんだろか。今までの知見って、暑い夏の、しかも降雨が多かった時期から、降雨量が少ない寒い季節に対して、これまでの知見がそのまま当てはまるとも思えない。##

今後、こういった審査を経て、評価をもらいながら実施計画の内容について説明させてもらいたいと考えている。今回、実施計画の山側併合部分と言うことで、資料を配らさせてもらった。以上である。

(東電石橋:本件について何かあるか。)




http://live2.nicovideo.jp/watch/lv278891472#00:35:05

「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の認可★★★


もう一つ実施計画認可の資料があった。3枚物の飼料。こちらはHICと呼ばれるALPSの処理設備から出てくるスラリーと呼ばれる前処理廃棄物があるが、HICと呼ばれる高性能容器に保管している。HICから中身があふれ出す事象が以前あった。その上澄み部分の水を抜く設備を申請して、その認可を受けた。そのHICの点検は今までも続けており、7巡目、8巡目とずっと続けている{東電社員ではない下請けピンハネ労働者に続けさせている}訳だが、実際に全てのHICから水漏れがあると言うよりは、一部のHIC野中に溜っているスラリー部分から放射性分解などでガスが溜って、それが体積を押し上げることで上澄み水を押し出してしまう状況は分かっているので、上澄み駅を抜いて、多少のガスが出ても水が出ないレベルまで下げるのが目的だ。その申請の認可を今回もらった報告だ。以上である。

# HICの中身。これ、1Fで最も汚い水ですよ。それが容器から漏れた。中身が出たら大変だ!とあれだけ時間を掛けてHICの評価を寄生委員会がしたのにな。落下させなくても勝手に中身が出てきとん。で、下請け作業員に被ばく点検作業を強いて、評価した自分たちはだんまりだよ。##

(東電石橋:以上で会見を終了する。ありがとさん。)







■質疑


http://live2.nicovideo.jp/watch/lv278891472#00:11:50

●日経あべ:【3分】


・建屋地下水ドレンの流入量。この1週管で続けて総量が減少した要因。海側凍土遮水壁が全て凍結したがその効果はどう見ているか?

(東電 木元崇宏:凍土壁の効果が出ているかどうかははっきりしない。一番聞いているのは降雨が減った。汲み上げを続けているので滞留している水が減ってきているのが一番効いているのではないか。)

凍土遮水壁の海側効果が出る目安が年明けぐらいの話があったが。どれぐらいを考えているか改めて。

(東電 木元崇宏:木曜日の段階で0℃になったと話したが、山側からくる水が続いているので、年内と言ったのは全体的に評価をできる段階になるということで先週話した。評価を続けている段階なので、引き続き原子力・寄生庁さまに説明して了解してもらうが、はっきり何時かは言えない。)



http://live2.nicovideo.jp/watch/lv278891472#00:14:30

●ファクタ宮嶋:【5分】


・4m盤の斜面やフェイシングがしにくかったり線量が高いところがかなりの面積があるんだよな。底に屋根をつけるとか、そういうのはやっているのか。70m3/日にしないといけないわけだから、雨の手当をしないとまた雨が降ったらどうだということになる。グランドに屋根を付ける作業はどれぐらい終わっているのか?

(東電 木元崇宏:4m盤の状況は映像で前も紹介したが、7m盤と言われる斜面の部分の屋根掛けを行っている。監視評価検討会でその状況は説明しているとおもうが。10m盤に関しては、今、工事車両が通るため、鉄板をしている状況だ。カバー、屋根をかける車両のじゃまになるので、屋根をかけてひょう疽を流すのはしづらい状況だ。もうちょっと10m盤の方は時間がかかる。出来るところから今一生懸命やってる状況だ。)

降雨が4m盤の水位を支配していると言うなら、そこをフェイシングしないと結果が出ない。4m盤からの70m3/日になるためには、そこフェイシングしないとそうならないと思っているが、雨が降ったらまた増えるのか?

(東電 木元崇宏:降雨の影響を排除しないとそういった数字は達成出来ない。海側に凍土の壁ができたが、元々トレンチ部分は穴が空いており凍結出来ていない。70m3/日の評価は、その未凍結部も加味して評価しているが、凍土遮水壁の山側から押し寄せる量を減らさないと、通過する量も減らない。ここも評価の中に入れないといけない。上側を閉じることで70m3/日に近づけなければならないと考えている。)

7m盤恩フェイシングは何時終わる。その時に70になるかどうかと言う議論は閉めてそう言うことだと思っているが。凍土遮水壁の海側がどれだけ閉まるかについて何ら名証的な数字はない。フェイシングがなくなれば雨が降っても定常的に70m3/日に収まる議論をしているわけだから、斜面はいつ出来ることになるのか?

# 東電は評価が出せれば、監視評価検討会で評価を示すことができて了承得られれば、次の山側凍結の議論、と自分は理解してたけど、そこすっ飛ばして、この後、山側の未凍結部分の一部凍結にむけた実施計画を出したと広報してる… ##

(東電 木元崇宏:ちょっと確認させてくれ。▼)

次回で結構。議論がすごくおかしい。さっきも70m3/日になる前提は、雨が降れば、また増えるんだから、雨の部分が何時まで出来るという話がないと、凍土遮水壁の海側の遮蔽性があるかは何ら数字的な根拠はない。基本的には、そうだよね!

(実際に評価の中で行なっている野は事実だ。もともと定常1日4ミリの降雨で設計してきたことはあるが、その低常時での評価。今回、8月9月で沢山の雨が降ってコレまでの評価とずれてしまい、ソコノ合わせがうまく行ってない。フェイシングをしていない染み込みを部を排除することで70m3/日に近づけていくことになる。そちらは仰る通り、フェイシングで近づけ、★★★★後は山側の流入量があるんでそちらを減らす。という対策で数字を示すの、、★★★★★★かなぁぁ!とは考えている。)

# ( ゚д゚)ポカーン なにが、かなぁ、、だよ… それで山側を凍結すると…。「山側凍結の条件」である「海側凍結の効果の確認」のために「山側を凍結」すると。どんな詐欺だよ… ##
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http://live2.nicovideo.jp/watch/lv278891472#00:21:40

●日テレかわさき:【2分】


・昨日、新潟県知事で反対知事が当選した。原子力部門の考えを。

{受け止める。1Fで起きた事の反省をして柏崎刈羽の安全に反映させる事が大事だ。新しい知事に説明させてもらう。)

工事は順調に進んでるか。どういうところが順調か。

(寄生委員会様より頂いた指摘の工事。防潮堤やフィルターベントをつける工事を勧めている状態だ。)

再稼動が遅れる話が出ているが、その件について東電さまは?

(今の柏崎刈羽が新規性に満足するかは、寄生庁さまがしっかり評価する事が大事だと思っている。まずはそこからだ。)

ありがとうございます!



http://live2.nicovideo.jp/watch/lv278891472#00:23:40

●東電 木元崇宏:【1分】


・4m盤から建屋に逝くカバーのところの設置工程は、年内に法面部分の屋根がけを10月目処に行う。後は放水口周辺のカバー設置を年内に行う。概ね。工事は年内に行っていくスケジュールだ。

・前回の監視評価検討会でも龍乳に対して、降雨と地下水と言ったが、その他、タービン建屋に雨が降ったのがそのまま流れ込む量もあるので、そこの対策は今後になる。

(東電石橋:以上でよいか。)




http://live2.nicovideo.jp/watch/lv278891472#00:34:00

●読売うえむら:【1分】


凍土壁。監視評価検討会の議題になる理解でいいか。

(今回のメインの議題というより、実施計画の内容を説明するのがメインになる。)

寄生委の反応は?現時点の反応はOKではない?

(まだOKはもらってない。2箇所閉じて安全含めて審議頂く。)









~ 終了 17時37分(38分)

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