2014年6月20日金曜日

東電会見 2014.6.20(金)17時30分~ 全β数え落とし過小評価 全173検体補正終了(値確定)・月例モニタリング(1号機原子炉建屋上部空気中ダスト濃度上昇ほか)・1F特定施設実施計画変更認可申請の補正(敷地境界目標値 9.73mSv/y → 10.06mSv/y に上方修正)・4号機スクリーン前の内外シルトフェンス撤去廃止・3号機原子炉建屋1階遠隔除染作業 第二弾(新ロボット投入による壁面除染開始案内)・ほか

東電会見 2014.6.20(金)17時30分~ 全β数え落とし過小評価 全173検体補正終了(値確定)・月例モニタリング(1号機原子炉建屋上部空気中ダスト濃度上昇ほか)・1F特定施設実施計画変更認可申請の補正(敷地境界目標値 9.73mSv/y → 10.06mSv/y に上方修正)・4号機スクリーン前の内外シルトフェンス撤去廃止・3号機原子炉建屋1階遠隔除染作業 第二弾(新ロボット投入による壁面除染開始案内)・ほか




報道関係各位一斉メール 6/20(金)~6/22(日)

○福島第一プラント 6/20(金)~6/22(日)

○指示・報告 6/20(金)~6/22(日)
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漏えいトラブル事故関連 監視モニタリング・分析結果 6/20(金)~6/22(日)

地下水バイパス 放射性物質含む地下水の海洋放出関連

未使用 焼却工作建屋地下 高濃度汚染水誤移送トラブル関連
  • 廃止
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H6エリア タンク高濃度汚染水100トン漏えいに関するサンプリング結果

H4エリア タンク高濃度汚染水300トン漏えいに関するサンプリング結果

地下貯水層漏えい関連

環境モニタリング・サンプリング 6/20(金)~6/22(日)

○その他 6/20(金)~6/22(日)

福島第二 6/20(金)~6/22(日)
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福島復興本社 6/20(金)~6/22(日)
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柏崎刈羽 6/20(金)~6/22(日)
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http://live.nicovideo.jp/watch/lv182382414#00:04:00

福島第一の状況




○東電角田:
本日の原子力定例会見を始める。


○東電小林:
6月20日 福島第一の状況について説明する。

http://j.mp/1pm7AQx [原子炉および格納容器の状況][圧力容器下部温度][格納容器圧力と水素ガス濃度]冷却は順調。特に大きな変動等はない。

[使用済み燃料プール]冷却運転を継続中。温度に関しても特に大きな変動等は見られていない。[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]2号機タービン建屋から3号機タービン建屋に移送中。

3号機タービン建屋から高温焼却炉建屋へ移送実施中。[水処理設備および貯蔵設備の状況]サリー運転中。ALPSはホット試験を継続中。[その他]上から二つ目。既に知らせていたところだが、

★6月20日 11時32分に残留熱除去系の冷却を停止しており、同じく同日の12時19分、点検が終了したので当該系等を起動した。運転状態に特に異常等は見られていない。

また、運転後の温度は30.0℃ということで停止前と変動はなかった。また、雲上の制限し100度に対して十分余裕がある状況だった。こちらは参考にしておくのだ。こちらについては以上だ。

それから1点追加で報告だ。海側遮水壁工事に伴い、シルトフェンスの撤去作業がある。6月23日だが 4号機前に設置しているシルトフェンスを撤去する予定だ。これに伴い海水モニタリング地点だが、

★★★この4号機、スクリーン前の内側、外側については、これを一つに統合すると言うことで、シルトフェンス外側の物を6月24日に廃止する予定だ。

# 大した効果もないシルトフェンス。シルトフェンス外しても大きな変動がないから問題なしとか、ずっと寝言ほざいてけつかりましたけど、全く意味が無い証明に他ならないのに。安倍の完全ブロック発言にシルトフェンスを引き合いに出す官房長官。ペテン政治、わらかしよんの。##

また、そのシルトフェンス外側にあるもう一つ、1~4号機野取水口内南側者数胃壁にあるサンプリングポイントについても、同じく24日に廃し予定だ。

こちらはシルトフェンスを撤去しても、現在作っている開渠との仕切りをしている海側遮水壁の開いている部分には、更に二重のシルトフェンスがあるので、そちらでしっかりと管理出来る状況なので大きな問題はないと考えている。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv182382414#00:07:25

福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請


それから手元の資料だ。「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について http://j.mp/1qyAfWm とい資料がある。

こちらについては、1枚目来ると概要を簡単に取り纏めている。また実際の補正書については非常に厚い資料になっているので、こちらは電子データで配っているとおもう。

先ずPP資料の2ページを見るのだ。今回、注目してもらいたいところは2ページの一番下に最新データに更新ということで、★★★3月6日の段階で9.73mSv/y という評価結果だった。

これに対して、今回新たに追加しており、PP資料3ページを見るのだ。3ページの上の赤字で3項目ほど記載をしている。先ず地下水バイパスの放出分。それから堰内雨水の処理水の構内撒水分。

5,6号機滞留水の滞留水の構内散水分(園田水)それから堰内雨水の処理水の構内最水分。5,6号機滞留水の構内最水分と言うことで、新たに詳細な評価を実施し、この3項目を追加している。

その関係から真ん中の段にブルーで書いてあるが、★★★合計10.06mSv/y という評価結果になっている。なお、RO濃縮装置だが、こちらの貯槽に溜まっている水に起因する実行線量としては0.98mSv/y と評価している。

4ページのPP資料に記載しているが、今回新たに追加になった物が、一番右の欄を見て、今までのところにバー線が入っていたもの。この3項目だ。上から液体廃棄物の0.22、下のその他の項目の0.042と0.033ということで、

この3つが追加になり、トータル10.06mSv/y という評価になっている。非常に簡単だが、まっ、この様な形で新たに評価した物を追加して、最新の情報二億審させてもらった物が今回の申請である。参考にするのだ。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv182382414#00:09:55

3号機原子炉建屋1階の遠隔除染装置による建屋内除染の開始について


次に「3号機原子炉建屋1階の遠隔除染装置による建屋内除染の開始について http://j.mp/1pm7Dfn」というPP資料があると思う。こちらは既に進めている3号機の除染作業だが、そちらの次の段階になるので、そちらの紹介だ。

先ず3月に遠隔重機ということで、ASTACO-SoRaという量湾のカニのようなロボットを使って、瓦礫撤去を実施して、これが終了している。で、その後に、このASTACO-SoRaで取れないような細かなゴミというか、残骸があるので、

このMEISTeR(マイスター)により遠隔除染を実施するという状況だ。写真を見ると、MEISTeRに旧引用のノズルを付けて、そのノズルを使って掃除機のようなイメージで床面を吸引する。

装置としてはまいすたーにノズルを付けて、ノズルからその吸い込み用のホースというのがずっと引っ張られていて、建屋外に吸引除染装置という装置がある。これが右側の写真になる。

この様な大型の掃除機のような構造をしているわけだが、これを使って床面の瓦礫等の除染を行う物である。

こちらについて、6月23日から開始する予定だ。参考までに今までの除染状況は2ページに付けているが、ASTACO-SoRaで除染した物。除却、撤去物の総量と言うことで、0.5トンのバックと、1トンのバック。

それぞれ38袋、23袋、という処理をしている。なかなか重量、量等では表しにくいので、この使っているバックというかパックと呼んでいるが、大きなパックの中で、どれぐらいの数を回収したかで示している。

主な物としてはコンクリートやフェンス、ドラム缶などだ。状況は下に写真を参考で付けている。この様な作業を23日から実施、今後、床面の除染が終ったところで、4m以下の壁面の清掃に入る公邸で進める予定だ。こちらは以上だ。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv182382414#00:12:40

■常識では考えられない全β数え落としによる事故後3年続いた汚染水の大幅過小評価の補正確定について ~ 世界を欺き続けた3年 ~ ★★★★


それから次はちょっと資料が幾つかに分かれており、全部で5つの資料に分かれている。こちらはだな。既に知らせていたβの数え落としの修正だ。

資料としては先ず、補正と左肩に書いてある資料の護岸の物がワンセット。「福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(全β補正版) http://j.mp/1jCun6V 」これがワンセット。それから… 

それから44枚ものの資料だ。「地下貯水槽関連分析結果(全β補正版) http://j.mp/1jCuoYs」という資料。

次が1枚物。「内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(全β補正版) http://j.mp/1jCuoI6」という資料。

それから、「H5エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(全β補正版)http://j.mp/1jCun6P」あと「2,3号機海側配管トレンチ滞留水分析結果(全β補正版)http://j.mp/1jCuoIa」

という5種類の資料が手元にあると思う。で今回としては、数え落としの影響があるデータを確認すると、★★★173検体の補正結果が確定したので、今回、補正結果を出させてもらった。

黒の大枠で囲まれているところが、今回の訂正箇所、補正箇所と言う事になる。これは以前示しているトータル数に関係して、汚染水WG等の資料で公開しているが、そちらの数とは変わっていない。

どのようなところがあるかと言うことで、★★★173検体の内訳については、★再分析結果を正式なデータにした物が69件。★再分析結果を理論式により補正した値を正式データする件数が32件。

★試料が無くて理論式に補正した物が67件。★理論式により補正が出来ないので参考扱いする物が5件だ。これでトータル173件という状況だった。こちらは非常に試料が多いが参考にしとくのだ。

# ひっでぇ… 常識ではあり得ない分析ミス、全βの数え落としが… 東電なっとらんから指導したれと技術参与を送り込んで、単位の使い方、測定等、指導していた筈の寄生庁も、このトンデモ事案を見落としているだけでなく、その後も批判を恐れてか大きな問題として取り上げようとしなかった。##

# しかも、この時期、東電は分析の仕方に問題があることを悩んでいたと会見で口を滑らせており、IAEAの視察は東電の海水分析など視察し、東電分析を称賛している。http://j.mp/1suxAyW この視察に中村委員も動向。数え落としを東電が暴露する3ヶ月前のお話し。##

# 東電の分析過小報告すら見抜けないIAEAにNRA。IPPASもきっとすばらしい成果が期待出来ることでしょうよ。日本で原子力を推進しても問題ない事が国際的に証明されたと、核利権、原子力ビジネスの明るい未来に繋がるすばらしい成果が。##
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http://live.nicovideo.jp/watch/lv182382414#00:15:05

■環境モニタリング・サンプリング(月例)


それから手元にダスト関係の資料がある。これも大きく3つの試料に分かれていると思う。先ず一つ目が、1号機原子炉建屋上部における空間放射性物質の核種分析結果 <1> というのが一番頭にあるものだ。

# 空気中だよね。##

「1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(1) http://j.mp/1pm7tEM」こちらについてはサンプリングして特に大きな変動はないが、1点補足がある。

★★★★1号機建屋上部のサンプリングをジッしておるんだが、先ず、6月2日にサンプリングしたもの。それから6月16日にサンプリングしたもの http://j.mp/1pm7rwz ということで同じ月に2度サンプリングを実施している。

これはだな。1回目のサンプリング結果が、過去と比較すると少し高めの数字が出ている。★★★★過去最大まで行かないが、ほぼそれに近いようなものも出ている状況だ。再度確認の為、2回の測定を実施した物である。

こちらについては、何か原因があるのか、ということで検討はしているところだが、1号機においてはシャフトの空間をバルーンで閉鎖する作業を実施している。

★★★ただ、この作業をした際には、作業前と後で特にダストの変動はなかったので、これ原因とは考え難いんだが、1号機で何か作業を下と言う事になると、このあたりの作業であったという状況ではある。

何れにしても今後、状況を確認しながらしっかり監視していきたいと考えている。それから次の資料については、原子炉建屋以外の部分については、こちらは特に大きな変動等は見られていない状況だ。

建屋上部空気中 ★★★★1号機 6/2 http://j.mp/1pm7tEM 6/16 http://j.mp/1pm7rwz 2号機(排気筒設備)http://j.mp/1pm7tEI  3号機 http://j.mp/1pm7rwt 4号機 http://j.mp/1pm7rwp

建屋開口部 空気中 (1)http://j.mp/1pm6VOY (2)http://j.mp/1pm6Xqj (3)http://j.mp/1pm6VyD

格納容器ガス 1号機 http://j.mp/1pm6XGF 2号機 http://j.mp/1pm6VP6 3号機 http://j.mp/1pm6VP1

また、「敷地内外における降下物中の放射性物質の核種分析結果 http://j.mp/1jCun71」についても特に大きな変動等は見られていない。こちらに値ついては以上だ。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv182382414#00:17:25

■慣用モニタリング・サンプリング(定例)


あと、毎週金曜日に配っている「★★★タービン建屋東側における地下水および海水中の放射性物質濃度の状況等について http://j.mp/1pm7BnM」

ということで1週間分のデータを纏めている。こちらについては参考にするのだ。ま、雨等に寄り一時的に上がっている部分もあるが、過去と同じような変動をしていると判断している。こちらは以上である。

それから手元に定例の毎日のサンプリング結果を配っているが、こちらについても特に大きな変動等は見られていない状況だ。こちらの資料も参考にして頂ければと思う。配っている資料は以上かとおもう。私からは以上だ。


○東電角田:
東電角田:それでは、うけ、うけ、受け入れさせてもらいたい。








■質疑


http://live.nicovideo.jp/watch/lv182382414#00:19:00

●フリー政野:【おこし】


・先程の173検体の内訳の数字と分類をもう一度お願いする。

東電小林B:ちょっと待つのだ。 先ずだな。分析結果を正式データとする件数、再分析が69件。再分析して、それを理論式で補正して正式データに補正するのが32件。分析試料がないもので理論補正したのが67件。理論式で補正できないものが参考値扱いが5件あった。合計173検体だ。)

その5件は試料もなくて補正もできない?

東電小林B:そういう状況になるとおもう。)

数え落としでそのままと?

東電小林B:そうだな。そのままで参考扱いにしている。)

今日の分厚い資料を見ると4分類の見分けがつくようになっている?

東電小林B:そうだな… このデータだけではどれを示しているか分かり難い状態かとおもう。)

最後の5件でも分かった方がいいんじゃないのか。

東電小林B:どこが該当するか、ということだな。)

そうだ。どれが数え落としのままの数字なのか、最低でも分かった方が良いと思うが。

東電小林B:わかった。ちょっと確認をさせてくれ。▼)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv182382414#00:21:50

●NHK花田:【ほぼおこし】


・補正のデータについて。補正データ。今日発表したのは173件が全部この資料に含まれているのか。それとも173件の一部を本日発表したのか。何れなのか?

東電小林B:173件の補正が確定したということで、、これは… えっと… トータルの数、、だ、な。数え落としの数として、全データ173件が確定したので報告させてもらっている。)

今日のこの資料の黒枠のところを足せば173件になるということか?

東電小林B:… これはだな、、今まで何回かに分けて報告しており、トータルした173件。全数を確認したいなら、4月11日にβ線測定の数え落とし補正等、ということで汚染水WGで資料 http://j.mp/1n0yaAR を出しているので、そちらに細かいデータを出しているので、そちらを参考に見るのだ。)

わっかりやした。

・★★★今日の発表の黒枠だが、前回との比較がすぐさま出来ないので聞きたいが、オーダーが変わったり、影響面で変化が出るほど、評価に違いはでているのか?

東電小林B:そうだな… 先ずだな。★★★過去最大のものが出ているものが2件ほどある。一つは地下水観測孔No.1-2になる。こちらが平成25年7月8日の採取分で930万Bq/L が過去最大。それから1,2号機間ウェルポイントで、同じく平成25年9月23日採取分で190万Bq/L と大きな数字になっている。全体的に数え落としで低い数字が出ていたので、測定結果としては大きな数字が出る状況なんだが、全体の評価に対して何か問題があるかは、そういうところまで言ってないようだ。)

わっかりやした。

・分かれば教えて欲しいが、930万Bq/L と190万Bq/L の元の数字はいくつだったのか?

東電小林B:ちょっと待つのだ… 元々の数字が… 9.2×10^5なんで、89万Bq/L っすかね。一桁上がった状態だ。)

わかりやした。

東電小林B:それから先程話した、このWGの資料だが、http://j.mp/1n0yaAR 先程、質問があった補正が不可能な物と言うことで、こちらもこの資料を見ると、補正方法と言うことで記載しているので、参考にするのだ。)

わっかりやした。

・ようはWGで出ていた内容は、この173検討数字自体が出ていたということか?

東電小林B:そ、そうだな。汚染水WGではこの173というのは元々確認されており、それを全て検査して補正が終了したことになる。)

わっかりやした。

・実施計画の最補正の線量の関係だが、10.06mSv/Yというのがあると思うが、2年後までに下げていく目標を出していると思うが、ALPSの稼働とも関わる部分になってくると思うが、ALPSの稼働、目標達成を今どう考えているか?

東電小林B:ALPSについては現在、今、C系の点検に時間が掛かっており、◆25日{22日}ぐらいから運転を開始できる予定だが、それにより今ある3系統が全て運転できるようになる。それから今年秋から、運転を開始することで現在、建設を進めている高性能の多核種除去設備。それから、現在あるALPSをすこし改良した第二ALPSと呼んでいる多核種除去設備だが、こちらをトータルとして処理を開始していきたいと。それから新しく作る者に対しては、すこし処理容量状の余裕があり、そういうところも使いながら、年度末の一旦浄化作業を進められるように鋭意努力しているところだ。現段階では◆年内{年度内}処理を目指して作業を進めている状況だ。あとWGで出している資料と今回の分析、評価結果で内容が変わっていると言うことではなく、確定したと言うこと何で申し添えておく。)

# C系の運転再開は22日から。あと安倍さまとのお約束、RO水浄化作業の完了は、年内ではなく年度内。年内は4号機使用済み燃料プールからの全燃料運びだし。##
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http://live.nicovideo.jp/watch/lv182382414#00:28:40

●フリー政野:【ほぼおこし】


・補正版の1F 3号機トレンチ滞留水の全βの数字が、例えば2号機のAだと 9億7千万Bq と読めるんだが… これは元々はいくらだったのか?

東電小林B:こちらはトレンチ内なので、基本的には建屋と同じ濃度になるかと思う。元々の数え落とし状態では… 5.2×10^8なので5億2千万Bq/L だ。)

これは4月11日のデータと見合わせるとわかるかたちなのか?

東電小林B:4月11日の資料にはその時の測定、既公表分ということで、既に公表している物と、後補正後の物と言うことで表になっている。それについて、追加で確認していたものが、それで間違いないことが確定できたので、その補正値を確定した物だ。なので、こちらの4月11日の資料をみると、その辺は比較し易いと思う。今回はそれを直した形で、今まで出していたシートの訂正をしている。)

★★★数え落としは今回で全部終了と言うことか?

東電小林B:★★★これで全ての物の確認が終り、修正をさせてもらった状況だ。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv182382414#00:31:30

●IWJミノシマ:【ほぼおこし】


・本日グループ2のタンクから排水していると思うが、排水は何時終了したか情報は入ってないのか?

東電小林B:終了時間の確認を取っているところだが、こちらにまだ報告が来ていない。3つ分のタンクを排水しているので7時間ぐらいの予定。会見始まる頃には終っていると思うが、分かり次第、情報伝える。)

・トレンチ凍結止水について。上手く凍結が出来なかったので改良したと思うが、その後どうなっているか?

東電小林B:凍結止水に関して、一部凍結が出来ない、水の流れ等で凍結出来ないところがあり、色んな対策を検討しているところ。今のところ大きく変わった状況はないが、水抜きに向けて作業を続けている。状況が分かり次第、情報提供したい。)

・★★★凍土遮水壁の工事の進捗状況は、もうこの会見で報告や情報提供はしないのか?

東電小林B:★★★日々の作業なので、定例で伝える事は考えていない。昨日の段階で、合計25本の掘削が完了。本日も作業を継続。4ブロック、8ブロックで作業を継続。★★1ブロックが追加になり、海側遮水壁北側連結、1ブロックが追加で作業が開始されている。現状はこんな感じだ。)

各ブロックごとに掘削する本数は発表していたか?

東電小林B:1ブロックについては、、、先ず、4ブロックだが、旧事務本館前のトレンチ箇所だが、工事の状況により若干の変動はあるが、掘削予定本数は現在40本の掘削を予定。2日から掘削を始め、これまで19日段階で10本が終了している。本日は新たに★4ブロックは新たに2本の掘削を開始。現在継続で掘削しているところ。★8ブロックは4号機原子炉建屋南側だ。こちらの掘削予定数は91本の予定で掘削している。現在、6月11日から掘削を開始しており、14本の掘削が終了している。本日は追加の1本の掘削を開始、継続しているところ。新たに掘削を開始した★1ブロックの予定数は71本の掘削予定。18日から掘削を開始しており、19日の段階で1本の掘削が完了。20日においては現在追加の1本を開始しており、開始予定、実施しているとおもうが、追加の1本を追加する計画で進んでいる状況だ。以上。)

その情報は既に配布されている資料に書いてあるのか?

東電小林B:こちらは日々の状態で何か継続していることはない状況だ。)

各ブロックの掘削予定本数は?その情報はまだ公表してないデータなのか?

東電小林B:そうだな。これは色々検討の中で、★★★現在、何本掘るかは計画の中で示されていると思うが。ま、その中で現在想定している本数として先程言った物になっている。)

わかりました。ありがとうございます。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv182382414#00:37:30

●東京新聞清水:【要約】


・全βの補正の件で。最高値になったという地下観測孔No.1-2。隣に「ろ過後」という数字がある。この990万Bqは参考値か?

東電小林B:このアスタリスク1のところは、過去最高値として出た物であり、ろ過後については、全βと言う事で、中に濁りがあれば、ろ過をしてはかることがあったので。それを参考として測定した物だ。公表データは両方公表しているので、その形で修正してこちらは訂正版になる。)

ろ過後は過去最大値じゃないのか?

東電小林B:アスタリスクがついてないので最高値ではないと思う。)

はーん。

東電小林B:元々多き言い数字ではないと思うが。)

No.1-2はもともと89万だったものが、ろ過後に990万より大きい値がもともとでてたんだっけ?良く覚えてないんだが。

東電小林B:そうだな… こちらについては、、例えば… 手元に本日のサンプリング資料が配付されている。その中の No.1-2 をみるのだ。あ、こちらには出てないんだな… 最新で比較できないな。何れにしても過去に出している中の7月8日の資料だがこちらで修正が掛かっているようだ。平成25年か。)

元々高いので、数え落としが大きく、一桁も変わってしまったと?

東電小林B:もともと数え落としがあったので、それにより、少しだけ小さくカウントされていた。それを再評価したら一桁数字が上がって930万Bq/L という状況になっている。)

# 少しだけ小さく評価していたが、再評価したら一桁上がったと。もぉ、日本語が… ##

・1号機原子炉建屋上部の空気中が、これまで高かったということだが、-4乗が出ているのは具体的にどのあたりか?

東電小林B:元々低い値だが、1×10^-4ぐらいの数字が一つ出ているが、6月2日のサンプリング資料になると思うが、北西コーナーの、あ、南西だ。④というやつだ。)

それが16日に6.4×10^-5に少し下がっていると。

東電小林B:★★★下がっているが、過去の変動の中では高い数字だ。)

・★★★ここで高い値が出てきたことでカバー撤去計画に何か影響することはあるのか?

東電小林B:現段階で何か影響するかまでは評価していない。引き続き1号機のダストは状況を確認しながら、カバーの作業をするにあたって測定しながら身長に進める予定だ。1号のカバー取り外しについては計画が纏まったら詳細に説明する予定なのでもう少し待つのだ。)

分析回数を増やしたりすることもあるのか?

東電小林B:現在は定例で月に一度取っているが、作業を進めるに当たり出すと管理が必要になるとおもうんで、頻度がどれぐらいになる下は今は言えないが、確認しながら作業を進めていく。▲先程、NHKの花田さんの質問の中で、私、C系の運転が6月25日と言ったようだ。22日が現在の予定なので訂正する。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv182382414#00:44:05

●共同前田:【ほぼおこし】


・補正の件で確認したい。4月11日のWG http://j.mp/15mIuuL で修正案を提示していたものが本日認められたと言うことでいいのか?

東電小林B:そうだな… えっと… 4月11日に開催されたWGで示したものにたいして、確認されたものが、、、今、日にちが分からないので確認する。▼ 全ての確認が終って、本日、訂正が終了したので出した、と言う状況なので、確認は少し前だとおもう。)

提案が了承されて、今日付で修正した?

東電小林B:そうだ。修正が確定したのでその補正版として本日作成。)

確定した日が本日と言うことで良いか?

東電小林B:そこは確認する。▼)

・その時の資料で、8月にH4 タンクから漏れた漏れた水の線量が8,000万Bq/L だったのが2億8,000万Bq/L に修正されていたが、今回の資料であるのか?その数字が見つけられなかったが。

東電小林B:そだな… えっと… ちょっと確認させてくれ。今すぐこれというところが確認出来ないので。)

今日の資料は一部抜粋して出したと言うことか?

東電小林B:これ、何回かに分けて補正を掛けているので、確定した物と今回の分は追加分になる。で、トータルで173件になる。)

追加分というのは、4月時点で出したのは全部出てるんだよな?

東電小林B:それ、WGとしては173件の資料と、補正はこうやると言う資料は出している。)

え?今回は何に関する追加なのか?

東電小林B:その資料に対して内容について了解してもらったと言うことで、その数字を、今まで出している資料を訂正、補正すると言うことで、その補正版になる。)

でも全部のデータは出てないよね?

東電小林B:これはだな。以前から順次進めているところで、そちらについては訂正は既に掛けている。)

その分については、

東電小林B:それについては今回のこの20日の確定や修正文ではなくて、その前の修正分だ。)

それは会見の場で出しているのか?

東電小林B:こちらも数え落としは3週間ぐらい前に1度説明していたかとおもう。)

そうなのか。で、順次出していると?

東電小林B:そうだ。今回173件全ての補正が終了したのでこれで全てになる。)

H4の8月の汚染水に関しては、もっと前に出ているかも知れないと?

東電小林B:そうだな。今、すぐにここで確認出来なかったんで。)

・3号機建屋1階の除染について。23日から他のロボットで除染を始めるが、その後の予定はどうなっていたか?

東電小林B:今回は床のダスト状態、細かな砂のような物を吸引除染して、先ず床面を綺麗にする。これが終ると壁の高さ4m以下の壁面の除染をすることになっている。取り纏まったら状況を知らせる予定ではいる。手元に詳細な工程はないが、先ず床を実施して、その後壁を実施する予定になっている。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv182382414#00:50:00

●時事中村:【おこし】


・全βの補正の関係で何点か確認したい。先程、小林さんは、ろ過前の試料とろ過後の試料は両方とも公式のデータと言ったが、ろ過後のデータの方が寄り精度が高いのではないのか。要するにゴミなどを除去して、セシウムなども当然取り除かれた上で全βを測定しているのではないのか?

東電小林B:そうだな。数字が高い場合で濁りがある場合にろ過をして謀る状況化と思う。どちらを正にするかdが、既に紹介している物もある。どちらを取るかに対しては、データしては両方示している。どちらもデータとしては確認されている者になる。)

であれば、この次のページにある No.1-2の7月9日分の3,900万Bq/L が一番高いのではないのか?

東電小林B:こちらもアスタリスクがついていないので、過去最大ではない。もっと高い奴がどこかで確認されていると思う。)

少なくとも自分が4月11日に見た限りでは地下水の放射性物質濃度でこれが一番高かったが、それ以外にあると言うことなのか?

東電小林B:記載ミスがある可能性も否定できないので確認するが、手元の試料では過去最大の印が入っていない。)

・H4エリアのタンクにおける補正版も今日出されているが、この資料だとH4エリアのタンク水で4億2,000BqBq/L となっているが、これは漏れた水と同じと考えて良いのか?

東電小林B:実際にタンク内の水の測定結果なので。これがH4エリアに出た水としては、タンクの水はこういう考え方になるとおもう。実際に雨水等が入っていて、それで薄められていることはあるが、タンク内の水はこういう数字なんで、これが一旦関内に出てきている。それが外に堰の開いているところから外に出てく流れになる。なのでタンク内の水として測定するとcm3だから、Lに直すと、ま、0が3つついて4.1億Bq/Lということになるが、水としてはそういうものが、タンクから出たと考えてもらえれば宜しい。)

# cm3(cc)と L を使い分けるのやめてほしいわ。##

★★★さっきの質問でもあったが、4月11日の段階では、全βの濃度として2億8,000万Bq/L と公表していたと思うが。これは4億1,000万Bq/L の報が正しいと言うことで良いか?

東電小林B:そうだな。これは補正した値なので、タンクの水として考えると4.1億ということになるともう。)

# INESレベル3の大事故、超高濃度の汚染水を300トンをあり得ないずさんなタンク管理で漏えいさせ、地下水バイパスの上流で地下水を汚し、現在も海に捨てている地下水が徐々に汚染されていく状況。##

# この300トンの超高濃度汚染水の濃度がそもそも間違っていた、事故直後から東電が発表してきた高濃度の汚染水の評価が全て間違っていたというトンデモ事案。全βは4億1,000万Bq/Lを環境に漏えいということに。##

★★★先程、4月11日の資料と変わらないと言っていたと思うが。じゃぁ、この点については変更があるという理解で良いのか?

東電小林B:… 4月の資料だと既報告としては3.2億Bq/L。これに対して、補正としては4.1億Bq/L と言うことで元々評価をしているので、この表の中での変更になっていると言うことではない。なので、その時に示した物が確定したので、小海それで修正させてもらったと言う事になる。)

これはあくまで8月23日の数字であり、漏えいが発覚した8月21日とはまた違うと言うことか?8月19日でしたっけ?

東電小林B:▼確認したい。今正確な日にちは確認出来てないが。)

要するにこれは8月23日にタンク内の水を採取して出てきた数字?

東電小林B:そ、そうだな。タンクの水として幾つかという評価だ。)

漏れた水をサンプリング下物ではないと?

東電小林B:これはH4エリアNo.5タンクの水になる。なので漏れて残って雨水と混ざった水ではない。)

元はおそらく一緒であろうと?

東電小林B:そうだな。タンクの中に入っていた水が出て、結果的にそこでサンプリングさえたものが少し薄まった状態ではあると思うが。元々はタンク内の水としてはこう言う物が入っていたということになるとおもう。)

ありがとうございました。

東電角田:それでは本日の説明内容以外の質問も受け付ける。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv182382414#00:56:30

●フリー政野:【ほぼおこし】


・4月14日のWG試料を見て分からなくなったが、4月11日の資料 http://j.mp/1n0yaAR によれば、173検体の内、104が試料があり再分析出来ると。試料がなかったのが69個あるが、先程の説明の内訳と違う。何がどうなったらこうなるのか?

東電小林B:…)

それと同じ資料の質問だが、数え落としの影響が大きい物として48,000cpmを超過した資料が先程の173。内数なのかは書いていないが、理論式で補正出来ない高濃度 192,000cpmの試料は参考値と位置付けるとある。先程言った参考値にする5検体は、濃度が高すぎて数え落としの元の正式な物が出せない意味なのか教えて欲しい。

東電小林B:11日の試料のPP3ページを見よ。こちらに数え落としの補正の考え方について記している。このフローに則り評価をすれば、先程言った69、32、67、5という内訳が出てくる、これ我がさっき私が話した物になる。)

いや、この図を見ても分からなかったが、最終的に5つ補正が出来ず正式データなしになった物は、濃度が高すぎて補正できないという意味で捉えて良いか? ちなににこの理論式で補正できない高濃度 192,000cpmはBq/L で言うとどれぐらいか?

東電小林B:一概にいくつと言えないが、近い物で参考になる奴があれば… 20万cpm、19.4万の試料で9.0×10^5Bq/L ぐらいの数字があるので一つの参考にある。あ、これ補正前だ。補正後で7.6×10^6Bq/L だな、)

普通の言葉で言うと?

東電小林B:0が6個つくので、760万Bq/L ぐらいになるのではないか。とおもう。先程のWG資料の近いカウントの数字を言っている。)

補正して930万Bq/L になった物があるとすると、別に780万Bq/L が高すぎて補正できない理由がよくわからない。

東電小林B:4ページのパワポ資料を見ると、段々と数字が高くなると線が横に寝てくる状態になり、補正式を使って直線補正史記をすると、寝てるところがどんどん乖離してくる状態になるので、この補正史記はこれぐらいのところまでが玄海で、これより先は更に信頼性がない状況になる。)

・さっき聞いていて分からなかったのが、No.1-2と1-5のろ過後で、先補説明したかも知れないが、ろ過後の方がどうして高くなるのか?ろ過前が930で、ろ過後が990万Bq/L になっているが。

東電小林B:考えられるのは、ろ過前の状態で全βを測定すると、そこに含まれる流新聞と一緒に測定されることで、そういうものによる遮蔽効果がでて、数字が少なめに出るのではないかなぁとおもうが。流主文を取り除くと直接放射性物質が計れるようになるので、そういうとこころで変動があるのではないか。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv182382414#01:03:50

●東電小林:【要約】


・先程質問のあった地下水バイパスの状況。17時16分に排水を停止。総排水量は1,760m3。1,840m3の予定だったが、排水量は 1,760m3。

東電角田:他質問は良いか?では終了する。)









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