2014年2月17日月曜日

東電会見 2014.2.17(月)17時30分 ~ H5タンクエリア堰 漏えい・高台原子炉注水用バッファタンクエリア堰内の雨水移送に伴う水漏れ・ほか

東電会見 2014.2.17(月)17時30分 ~ H5タンクエリア堰 漏えい・高台原子炉注水用バッファタンクエリア堰内の雨水移送に伴う水漏れ・ほか



右は、東電広報部 原子力センター副所長、山本晋児氏だそうです。m(_ _)m

28分

廃炉・汚染水対策現地調整会議  第6回 2月18日

報道関係各位一斉メール 2/17(月)~2/18(火)

○福島第一プラント 2/17(月)~2/18(火)

○指示・報告 2/17(月)~2/18(火)
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漏えいトラブル事故関連 監視モニタリング・分析結果 2/17(月)~2/18(火)

H4エリア タンク高濃度汚染水300トン漏えいに関するサンプリング結果

No.1エリア周辺 地下水汚染海洋漏えい・トレンチ・建屋調査 関連
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地下貯水層漏えい関連

環境モニタリング・サンプリング 2/17(月)~2/18(火)

○その他 2/17(月)~2/18(火)

福島第二 2/17(月)~2/18(火)
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福島復興本社 2/17(月)~2/18(火)
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柏崎刈羽 2/17(月)~2/18(火)
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http://live.nicovideo.jp/watch/lv168835133#

福島第一の状況




○東電小林C:
それでは本日の定例会見を始める。

○尾野:
福島第一の状況 http://j.mp/1gu960s [原子炉および格納容器の状況]1~3号機注水安定。
[圧力容器下部温度][格納容器圧力と水素ガス濃度]示したとおり。

[使用済み燃料プール]各号機 循環冷却システム運転中。[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]2号機タービン建屋、3号機タービン建屋から移送中。
[水処理設備および貯蔵設備の状況]サリー運転中。

[その他]いくつ開催があるが、資料で説明する。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv168835133#00:01:35
■バッファタンクエリア堰内の雨水移送に伴う水漏れについて

「バッファタンクエリア堰内の雨水移送に伴う水漏れについて http://j.mp/1julDB7」ということで、2月15日に発生した事だが、PP試料下の方、バッファタンクエリアのところだが、

タンクの堰の中に溜まっている雨水を緑色のラインだな、それを使ってバッファタンク内に戻す作業をしたところ、赤い矢印でかいてあるヘッダとかいてあるところから漏洩が発生したという事で作業を中止した物である。

なお、別のラインを通じて、移送作業は完了している。漏洩した水はオレンジ色で囲まれている堰の内側にあり、トータル1.7トン。こちらについても16日にバキューム装置で回収済み。こちらについては以上だ。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv168835133#00:02:45

H5タンクエリア堰からの雨水の漏えいについて


それから「H5タンクエリア堰からの雨水の漏えいについて http://j.mp/1jum525」ということである。手元にPP資料を配っているが、H5タンクエリアで昨今の雪、ま、福島では後に雨になっているわけだが、

雨等によって水かさが上がった状態ということで、堰を金属板によって堰の嵩上げを行なっていたわけだが、その嵩上げ部のコーキング部分、配管貫通部分のコーキング部分から水が漏れるということと、

ま、よく見ると何カ所か類似の箇所があったということで対応を取っている。こちらについては以上だ。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv168835133#00:03:40

■環境モニタリング・サンプリング


それから… 後ろにいつもの… ええぇ、H4エリア周辺の井戸の線量測定結果、海周りの線量測定の結果など付けている。初めてデータが出た物については、これまでも話ししているが、No.1-6 が新たにデータが出たのでお知らせしている。

値としては、めくって、14日の資料になる。http://j.mp/1b2LL63 No.1-4で64万Bq/Lということで高い値が確認されている状況になる。

場所的にはNo.1-6は、かつて漏洩があったトレンチのすぐ脇の部分であり、高い値が出ることは予期された場所だ。私からは以上である。



○東電小林C:
それでは、先ず、本日の資料に関しての質問を受ける。(5分)






■質疑



http://live.nicovideo.jp/watch/lv168835133#00:05:35

●テレ朝松井:【要約】


・バッファタンクエリアの水位移送に伴う水漏れの件。東西南北どうなっているのか。場所は何処か。

尾野:2ページ目の資料にある矢印の向きが北になる。なので事務本館から東側の場所。)

矢印の下に斜めのラインが物揚場に繋がる道か?

尾野:そうでーす。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv168835133#00:06:45

●IWJミノシマ:【要約】


・護岸エリアの地下水サンプリング、前回好評までの最高値をよく見ると2月になってから最高値が更新するというか、割と高い値が出ている。これについての見解は?

尾野:特にない。)

全体的に高くなってきているが。

尾野:今回とっている高い物は、高い物が出てもおかしくない場所が調査対象だ。そのこと自信がどうかという事ではない。)

# 護岸付近の地下水から高い濃度で汚染された地下水が出ることは何ら不思議ではない。問題はない。そりゃ安心。##



http://live.nicovideo.jp/watch/lv168835133#00:07:50

●読売うえむら:【要約】{初}


・昨夜の3号タービン建屋1階警報の件、水溜まりの状況について教えてくれ。

尾野:そうだな。調べたら濃度的に高くない。雪、雨水の回り込みと見ている。)

雨水の回り込みの具体的な状況を教えるのだ。

尾野:当該場所含めてそうだが、建屋、天井、屋根など痛んでいるところもあり、先般来雪も積もっている。屋外との開口部を伝って外の雨水や雪解け水が回り込んで、建屋の床面にたれる事が何度かあり、そうした物の一つと見ている。周囲の配管から漏れている様子ではなかった。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv168835133#00:09:25

●ファクタ宮嶋:【要約】


・例の1F視察会について。次の3.11前に、大河原地区で休養棟の場所が決まったと聞いた。富岡のPR旧施設を資料館にする話もある。こういうところを除くことは出来ないのか?休養棟の土地は買ったと聞いた。来年12月には出来るよな。その辺はどうなってんの?

(東電小林C:え?休職センターのことか?今、手元に資料がないが、現地がどうなっているか即答できないが、今回は1F構内で見てもらう準備をした。エネルギー館や休職センターはどういった見せ方出来るかは検討する。)

この時期に視察会は3周年の意味があるとすれば、作業員にとって私は感心がある。3.11似合わせて、そういうのをPR進める考えないのか、どうなっているかは殆ど進んでない状況なのか?

(東電小林C:立地地元自治体と調整しながら進めていく認識だ。建設が始まっている認識ではない。意見として聞いておくので今後検討する。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv168835133#00:12:30

●共同田中:【要約】{初}


・ALPSはコバルトやヨウ素等、4核種が取り切れないまま現状の処理を続けているのか確認したい。

尾野:Sr-90とか、濃度の高い物は殆ど処置しており、トータルの放射能量は激減しているので、相当程度の性能は出ている! その他、取り切れない核種は追加の吸着塔で取れることは実験質レベルでは確認している。それを実規模でラインで出来るかの確認作業を今進めているところだ。1000あったものが、今は100分の1レベルである。全体としてのリスクを下げる効果は上げている!なのでALPSを今、動かすことには意味がある!)

実規模で動かす目処は?

尾野:3月頃とおもっている。)

・トリチウム以外はNDにして、現状、政府でトリチウムどうするか検討が行なわれているが、機能強化をすれば、トリチウム以外はND出来る目処はついていると?

尾野:ラボレベルだが十分下げられる目処はついている。)

# 結論ありきの検討を検討というのかな。##



http://live.nicovideo.jp/watch/lv168835133#00:15:30

●LCM吉本おしどり:【要約・おこし】


・3号機タービン建屋の冷却系からの漏洩について。http://j.mp/1junAxo 1cm線量当量率 γ線が 40μ、35μmSv/h。この水の核種分析は雨水判断ということでもう分析しないのか?

尾野:冷却系からの漏洩という質問だが、冷却からの漏洩ではない判断だ。今日の資料にあるが、セシウム134/137、全βの分析等をしている。)

これ以上の詳細な核種分析はしないと?

尾野:特に必要ないと思っている。)

・先週、報告のあった楢葉町で発見された高線量瓦礫、恐らく3号機由来の瓦礫の放射能核種分析や、平成24年に東電と経産省で発表した瓦礫の放射線核種分析を見ると、セシウム、全βの他、α核種、Β核種も色々見られているが、これはこの付近を流れる雨水が、そのダストとして落ちている放射性物質を流す可能性がある意味で、これ以上の核種分析はしないのか?

尾野:質問の意味が読み取れなかったが。)

雨水と判断しているが、この付近は瓦礫解析や楢葉町に飛んだ瓦礫の解析でも行なわれている。雨水ではあるが、漏洩水ではない判断においても、どれほどの核種が流される可能性があるかという意味で、その他のα核種やΒ核種の分析はしないのか?

尾野:この事案については特に考えていない。)

40、30μSv/hと雨水にしては高いが、それでも必要ないと?

尾野:これ、そもそも建屋内は汚い。そういう物を拾っている可能性は勿論考えられる。)

ですよね。建屋の中が汚いので、何によって汚くなっているかは調べなくて良いのかという質問だ。

尾野:特に今は考えていない。建屋の除染であるとか!そうした事を進めて行くに辺り、その目的に照らして様々な調査を行う事はあるが、今回のこの調査について改めて行なう必要はない。)

雨水で3号機建屋内に様々なα核種などあるが、その他は測定しなくて言い考え方と?

尾野:そうだ。)

# 楢葉町に飛んだが瓦礫等、汚染源を特定するに資するデータという視点での核種分析しないのかと。で、事故収束に関係ないのに、そんなもんしらんわと。##

・数え落としについて追加の質問。昨年10月8日に規制庁が汚染水対策WGで、5,6号機の分析ラボと環境管理棟のラボを視察しているが、先週の会見で、その時点では、β線とSr-90の逆転現象は把握していたが、詳しい事案については、この時点で報告していなかったのか?以前から質問しているが回答が頂けてない。

尾野:先ず、昨年10月8日でしたっけ?ラボで状況等を説明して居るが、その時点において、今年2月になってから状況が分かってきた数えと落としの話しは、我々としては特に認知していない。必然的に説明して居ないことになる。)

先週、1が31日と仰っていたが、それが?

尾野:そうである。)

で、Sr-90が地下水観測孔No.1-2で、500万Bq/Lがあったのを把握したのは、7月24日だと先週おっしゃっていたが、この数字に対しても、この10月8日の視察があった際には報告してないと言う事で良いか?

# いってません。##

尾野:何か勘違いをされているようだな。もう一度翌確認頂きたい。7月24日に500万Bq/Lという数字はそもそも出ていない。7月にサンプリング下物の結果が出たのは、数字は忘れたが、9月以降に結果が出ているので、ですから7月24日にその時に分かっている事云々、という事ではないかとおもう。)

# 何か勘違いをされているようだな。東電に言われるとむかつく… あんたらは存在そのものが勘違いだろ。##

わかりました。では質問を変えて。では、その9月時点で地下水観測孔No.1-2のSr-90の高い値は䵷悪して居たが、10月8日に報告していなかったと言うことなのか?

尾野:あのぉ、7月末の段階で、ストロンチウムの測定というのは、要はよく確認しないと何か誤りがあると考えて調査に入っている。ですから、その時点でしかかっていた測定結果が後日出ているというところはあるが、新たな測定は行なっていないし、しかかっていた物の結果が出てきてることに対して、これがいいか、悪いかというの場別にして、★★★★関心の外にあったということだ。そのデータについての状況確認が成された!という事が今年の、、1月の末であるということだ。当然10月の段階でそれについて説明する事は不可能である!)

# 二つの解が全く得られてない段階で多忙な分析を続行できる東電。普通に考えたら、既に東電としては調査して原因を把握していたとしか思えない。で、あの発表のタイミング。またやりおった、という認識でOK。幕引きできた、解決済みと思ってるのは東電だけ。##

# なんで関心がないのか。一貫しているのは、東電の組織的な関与と判断に至る経緯について、まったく合理的な説明がないということ。そこの無関心の正当性についての理由説明も、「今思えば」だからそんな事が言えるんだと、これまた全く意味不明な言い訳を繰り返す。##

★★★★汚染水対策WGでは昨年8月から、確定していない値でも、参考値の値出もすぐに報告するようにということが度々、更田委員などから指示が出ていたが、9月に把握していた値は、10月8日は報告していない、報告しなくても良いと判断したという事でよいですな。

尾野:判断以前の問題としてと言うことだ。)

それは確定しなくても規制庁は報告するようにと仰っている。

尾野:いやいや!というよりも、そのデータが出ていることに対して、out of concern だったという事だ。)

なんですか?

尾野:アウト・オブ・コンサーンであったということだ。関心がなかった!ということだ。)

それは、

尾野:それは何故かというと!)

関心がなかったのは規制庁か?東電か?

尾野:東電である!)

東電が関心がなかったという事か?

尾野:そうだ。というのは、ストロンチウムについて、そもそも測定に誤りがあると言うことで、そちらの調査に関心が行っていて、そちらを進めないといけないというニーズ、関心がありながら、それが進められていないことに対する対応について苦心していた!と言う状況だ。先程も言ったとおり、良い、悪いは、別の話しだが、だけども、その時点において、その様な関心がなかったと言うことだ。)

わかりました。では、規制庁が信頼性のない値でも、すぐに報告する様、指示があったが、東電はその値について関心がなかったので報告無かったという理解で良いな?

尾野:あの、、そういう事になる。)

わかりました。

# このことを厳しく問われ、東電の姉川常務は平謝りしていた。この調子だと、また繰り返されそうですな。罰する法律もなければ、何かやっても政府が東電社員の財産を守ってくれる。活断層は頭から否定することしかしない。原発事故の悪しき前例を東電で作ってしまえばこっちのもの。##

# 規制が全く機能していないことがこれでもかとよくわかる。タンクの汚染水を漏洩させたときも、現地保安検査官の採算の指摘を無視して起こった事故。声を荒げて東電を批判するパフォーマンスしてた規制庁だけど、タンク漏洩事故のリスクを認識しながら改善されず事故を防げなかった事について何の反省もない規制組織。事故は間違いなく防げないし、必ず起きる。今度は、首の皮一枚で助かった1F事故のようにはいかない。##

・この10月8日の視察で、β線の測定、5,6号機の分析ラボも、環境管理棟の分析ラボも、ガスフローカウンターによるクロスβ線測定で、測定記録の校正記録や、放射能算出の過程について確認をしているが、その時は10月2日に手順を作った物を提出し、それのみの確認で終ったという事なのか?

尾野:ちょっとそこまではよく分らないが、確認をしたのは寄生庁だろうから、確認した側に聞くのが良いと思うが。)

わかりました。では10月2日以前の物は、東電として数え落としが発生する可能性のある希釈してない物が含まれていない物は、特に報告してないと言うことだな?

尾野:ですから! その時点でそういう認識がなければ、そういう説明は当然しないと思う。)

わかりました。

・で、数え落としの件で。β線測定だけでなく、スクリーニングにおいて、100kcpm以上は数え落としの可能性があると言うことで、留意するようにと言うことが、2012年4月の原子力安全委員会で提言されているが、その他の敷地から退出する際や、その時に、原子力委員会での数え落としに気をつけるようにという提言は、特にその時は東電のラボでは流してなかったと言うことか?

尾野:2012年か?)

2012年4月第29回原子力委員会だ。恐らく4月17日だ。

尾野:▼そりゃ確認させてくれ。)

わかりました。お願いする。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv168835133#00:25:10

●テレ朝松井:【要約】


・本日、福島氏で行なわれている第1回の地元に対する廃炉汚染水対策会議が行なわれている。赤羽副大臣も出席していると思うが、ここで配布された資料はこの会見で配布しないのか?

尾野:そうだな。確認の上で公開されるものであれば、交渉できると思う。)

東電側がより地元に詳しく説明したいという趣旨、という認識をしてるが、14時から始まっている。作っているのは間違いないと?

尾野:▼この場で案内するような新しい事があれば、紹介するかとおもう。)

この段階で、この会見で出てないと言うことは、これまでの取り纏め資料と言うことで良いか?

尾野:そうだな。基本器にこれまでの対応について整理して話していると思うが、その会議において、新たに進んでいる部分があるかも知れないし、あると思うので、そうしたところで追加説明する部分があればこの会見でもフォローする。)

今日は福島に行けなかったので、個々で何か出るかと期待してきたんだが。

尾野:そりゃわるかったな。)

ないという事は基本的にこれまでのまとめか?新しい物があれば、当然、ここで出ているよね。

尾野:基本としてそういう枠だと思っているが、改めて案内する物があれば案内させてもらう。)

以上だ。

(東電小林C:これで会見を終了する。)







~ 終了 17時58分(28分)

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