2013年11月20日水曜日

東電会見 2013.11.20(水)17時30分 ~ 過渡現象記録装置入力点一覧表 PIDリスト公開・魚介類核種分析結果(港湾内11万Bq/kg・20km圏内182Bq/kg)・1F非常用窒素ガス分離装置の不具合・4号機燃料取り出し作業(水中カメラ映像公開)・タービン建屋海側 下部透水層の水質調査結果・水処理設備 放射能濃度測定結果・ほか

東電会見 2013.11.20(水)17時30分 ~ 過渡現象記録装置入力点一覧表 PIDリスト公開・魚介類核種分析結果(港湾内11万Bq/kg・20km圏内182Bq/kg)・1F非常用窒素ガス分離装置の不具合・4号機燃料取り出し作業(水中カメラ映像公開)・タービン建屋海側 下部透水層の水質調査結果・水処理設備 放射能濃度測定結果・ほか

11月21日 柏崎刈羽 6,7号機 公開の場での審査入り



55分)1時間以内で会見が終了したのは7月1日以来はじめて…


報道関係各位一斉メール 11/20(水)~11/21(木)

○福島第一プラント 11/20(水)~11/21(木)

○指示・報告 11/20(水)~11/21(木)

漏えいトラブル事故関連 監視モニタリング・分析結果 11/20(水)~11/21(木)

H4エリア タンク高濃度汚染水300トン漏えいに関するサンプリング結果

No.1エリア周辺 地下水汚染海洋漏えい・トレンチ・建屋調査 関連

地下貯水層漏えい関連

環境モニタリング・サンプリング 11/20(水)~11/21(木)

○その他 11/20(水)~11/21(木)

福島第二 11/20(水)~11/21(木)
  • --

福島復興本社 11/20(水)~11/21(木)
  • --

柏崎刈羽 11/20(水)~11/21(木)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv159408406#00:01:05

福島第一の状況




○東電小林C:
本日の定例会見を始める。よろしこ。

○尾野:
それでは、よろしこ。福島第一の状況 http://j.mp/1hWysae[原子炉および格納容器の状況]1~3号機まで暗転して冷却が継続。

[圧力容器下部温度][格納容器圧力と水素ガス濃度]何れも示したとおりで特記はない。[使用済み燃料プール]1~4号機まで循環冷却システム運転中。[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]3号機タービン建屋から高温焼却炉建屋へ移送実施中。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]サリー運転中。[その他]上から4つ目。非常用ガス分離装置の試験の話が出ているが、こちらについては別途資料を用意しているので、そちらで説明したい。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv159408406#00:02:40 

福島第一原子力発電所非常用窒素ガス分離装置の不具合について


手元に「福島第一原子力発電所非常用窒素ガス分離装置の不具合について http://j.mp/1hWy7Ez」というPP資料があるかと思う。こちらを見るのだ。ま、上下2段になっている。

11月19日、昨日だが、非常用ガス分離装置の定例試験を行なうために運転しようとしたときに、正常な運転ができなかったという事で、異常を判定している。下の方に系統図があるので、こちらで説明したい。

下に窒素ガス分離装置、上からB、A、C、それから非常用と4つほど装置が付いていると思う。ここに並んでいる4つの装置。何れか一つ運転すれば十分な量の窒素を供給できる能力がある。で、1号機から3号機まで、右端にプラントが並んでいるが、

中程に青い縦線で書いてある、共用ヘッダと言うところがあるが、こちらの方に窒素ガスが供給され、このヘッダを介して、1号から3号まで供給されると言う構造だ。従ってこのヘッダに付いている供給装置の一つが作動していれば、

3号分全てに供給できることになる。で、通常、現状の我々の運転では、青く書いてある常用で使用している、というものだが、窒素ガス分離装置の内、A、B、Cの内の二つを常時運転しているというような運用をとっている。

従って、常時運転している二つの内の、一つが、何らかの理由で停止しても、十分、全体に供給する能力のあるもう一台が既に運転している状態になるという事だ。昨日の状態で言うと、上に二つ。BとA。

窒素ガス分離装置B、それからA。この二つが運転状態にあった。それから、その下に窒素ガス分離装置C、こちらが待機状態という事である。必要があれば運転できる状態だ。で、一番下に非常用ガス分離装置、非常用とあるが、

こちらの方、こちらも万一、上の三つが使えない場合に使用する物である。こちらについて、サーベランスという事で、定例試験を行なったという事だ。で、定例試験を行なった際にどこに調子の悪いところがあったかというと、

この絵で言うと、非常用ガス分離装置の赤いところから、高台共用ヘッダという所に繋がる蝶々マーク、弁のマークがあるが、実際に派個々をもう少し大きく拡大して描くと、下のオレンジ色の枠の中に描いてあるような構成になる。

非常用ガス分離装置、左側から入ってきて、空気作動ボール弁という所を通って、その下の所に黒い蝶々が二つあるが、こちらが手動弁だが、そこを通って、高台の共用ヘッダに向かうという事だ。

★空気作動のボール弁という物があり、こちらが不調で正常に作動しなかったという事である。従って当該の弁を開けたままの状態で下流側の手動弁。こちらの方は通常閉まっている弁だが、実際に非常用窒素分離装置を使用した場合に、

現場にいて、このバルブを開けるわけだが、そちらのバルブは二つしまっているが、そちらを締めた状態で当該弁を開けた状態、と言う形にした。上の方を戻ると、そうした形にすると、非常用のガス分離装置を作動させた場合の窒素ガス、

こちらを高台今日ヘッダの方に供給することが出来る様になるので、★本日、11時5分以降だが、当該の弁を前回にした状態で機器の機能確認試験を行ない、正常に作動していることを確認した、ということである。

こちらの状況は以上だ。なお、当該の弁だが、こちらについては取り替え修理が必要になるので、現在、部品の手配中だ。部品が整い次第当該弁の修理を行なう。以上である。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv159408406#00:07:55 

4号機燃料取り出し作業(水中カメラ映像)★★


それから、本日、動画を一つ用意しているので紹介したい。「4号機燃料取り出し作業(水中カメラ映像) http://j.mp/1ehsTOK」4号の燃料取り出しに関係し、実際に燃料取り扱いきのマストが燃料を掴みに行って、その燃料を掴みあげてくる様子について、

水中カメラで撮影した映像がある。そちらを見て頂きたいと思う。~上映チウ~ こちら、燃料ラックの上面だ。燃料がラックの中に並んでいる。今、上の方からマストが降りてきて、マストの先端に付いている燃料つかみ具が見えてきた。

燃料つかみ具はこの燃料のハンドルを掴みに行く。… つかみ具がハンドルの上にかぶさるように入ってくると、内側でロックが掛かってハンドルを掴む形になる。今、ハンドルの上にちょうどかぶさってきた。このまま押し込んでいく。

ここでちょっと画面では見にくかったが、今、つかんだところだ。で、掴み終わると、今度はマストが上がっていく格好になる。それから、マストを上に引き上げていって、ちょうど今、ここでハンドルに荷重がかかったところ、ということである。

ま、こうした形でラックの中から燃料が引き上げられていくことになる。この後、ずっと、4メートルほど、このままずっと続くので、若干飛ばして最後の方まで少し飛んでくれ。… ま、こうしてゆっくりと引き上げられていって、

最終的にカブ隊プレートまで抜き上げたところで、ラックから燃料集合体が取り出されると。下部タイプレートの部分が見えてきた。ここが燃料の下端ということになる。こちらが引き上げられてきて、ラックから抜けてきたということである。以上だ。

手元に電子データで渡すので、そちらで見れば、もう少し解像度が高い状態で見れるのではないかと思う。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv159408406#00:11:00 

高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況


次に、本日は水曜日なので、水処理週報を案内したい。126報である。「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第126報) http://j.mp/1hWxRFn <添付資料> http://j.mp/1hWxSt7」

2枚めくって添付1を見るのだ。http://j.mp/HYTSD3 11月5日 昨日現在の貯蔵、ならびに処理の状況を示している。資料の左下に各建屋の貯蔵量がある。

1号機 13,600m3[-300] 2号機 21,400m3[★+400] 3号機 22,800m3[-500] 4号機 17,800m3[-300] 1~4号機貯蔵量合計 75,600m3。

移送先であるプロセス主建屋に移送されて貯蔵されている量、貯蔵施設側(プロセス主建屋 14,600[+60]+高温焼却炉建屋 3,510[0])合計 18,110m3。先週の処理量 6,100m3。

# (先週)1号機 13,900m3[ー400] 2号機 21,000m3[+600] 3号機 23,300m3[-1,600] 4号機 18,100m3[ー600] 1~4号機貯蔵量合計 76,300m3 ##

# (先週)貯蔵施設側(プロセス主建屋14,540[★★+2,270]+高温焼却炉建屋 3,510[★ー1,420])合計18,050m3。先週の処理量 ★7,010m3 ##

稼働率 キュリオン0% ★サリー 72.6%。廃スラッジ +0  使用済みベッセル ★★+12本(644本)

# (先週)稼働率 キュリオン8.6% サリー74.9%。廃スラッジ +0  使用済みベッセル ★★+7本(632本)##

(説明なし):濃縮塩水受けタンク量 319,815[★+1,917]、淡水受けタンク29,548m3[+79]濃縮廃液貯蔵槽 9,209m3[+0] 処理水貯槽 30,202m3 [★+1,305]

# (先週)濃縮塩水受けタンク量 317,898[★★+2,420]、淡水受けタンク29,469m3[+95]濃縮廃液貯蔵槽 9,209m3[ー4] 処理水貯槽 28,897m3 [★+972]##

(説明なし)廃液供給タンク 787m3[+86]SPT(B)823m3[-571]

# (先週)廃液供給タンク 701m3[ー18]SPT(B)1,394m3[+450]##

★★★めくって添付3だ。2月半ばまでの当面の見通しを示している。1段目、2段目、3号タービン建屋、及び2号タービン建屋の推移コントロールの見通しだが、いずれもOP3000mm絡まりで調整できる見通しだ。

一番下。濃縮塩水受けタンクの容量と貯蔵量の関係だが、滞留量は貯蔵量を下回る状況だ。こちらについては以上だ。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv159408406#00:13:20 

護岸エリアの状況について


後ろのほう、いくつか資料をつけているが、いつもどおり、護岸エリア付近のガラス固化処理の進捗状況と、それから水位のグラフを示しているので見とくのだ。「護岸エリアの状況について http://j.mp/HYXmpo」



http://live.nicovideo.jp/watch/lv159408406#00:13:40 

タービン建屋東側(海側)下部透水層の水質調査結果[途中経過]★★★


それから、その次だ。PPの1枚もので「タービン建屋東側(海側)下部透水層の水質調査結果[途中経過] http://j.mp/HYXkxA」という資料がある。こちらのほう、既に、この資料、ほとんど同じものを渡しているが、

3号タービン建屋、及び4号タービン建屋の前に掘った下部の透水層の水質測定の状況について知らせている。下に3号機側の④の測定結果がでているが、こちら、ほとんどお知らせ済みだが、一番右側のトリチウムの結果がNDであると。

いうところが新しい情報である。こちらは移譲である。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv159408406#00:14:25 

水処理設備の放射能濃度測定結果


ぞのつぎだ。「水処理設備の放射能濃度測定結果 http://j.mp/1hWvVNh」を示している。こちらは毎月出しているもので、水処理設備の各場所における成分の測定結果を示している。こちらはいつもどおりということである。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv159408406#00:14:49 

■魚介類の核種分析結果 ★★★ 


その次だ。魚介類の核種分析結果、ということで、手元に資料を配っている。発電所の港湾内と発電所の構外だな。20km圏内ということで、2つのカテゴリの資料が入っている。

魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(同所港湾内を除く) http://j.mp/1hWvYss」「魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所港湾内> http://j.mp/1hWvW3G」

先ず港湾内の方から説明したい。一番大きかったものが1枚目の一番下の段。★11万Bq/kgということで、これはセシウム合計である。2番めに大きかったのが、10万1000Bq/kgということで、

これまでの経験値の範囲の中ではそう大きなものではなかった。それから、20km圏内の資料だが、こちらの方は、一番大きかったもので、2枚め裏側、中程。182Bq/kg。2番めに大きかったものが、1枚目の裏面、下から2段目。147Bq/kg。

郊外の方、だいぶ落ち着いている様子かと思う。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv159408406#00:16:20 

■H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果


ええぇ、それから、その後ろだが、H4エリアに関係しての放水口の測定結果、「H4エリア、Bエリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(南放水口・排水路)http://j.mp/1eg4oBz」

それからH4周りのボーリング孔の測定結果。「H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(H4エリア周辺)http://j.mp/1ehsDzh」データをつけているので参考にしとくのだ。私からは以上である。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv159408406#00:16:50 

過渡現象記録装置入力点一覧表(PIDリスト)★★


○東電小林C:
それでは質問を受けたいと思うが、1点、私から連絡がある。震災直後の過渡現象記録装置のデータだな。こちらについては既にHPに掲載しているが、昨日だな。過渡現象記録装置データ入力点の一覧表。PIDだな。

PIDリストについて、昨日、HPに掲載したので、こちらを本日、連絡させてもらう。「過渡現象記録装置入力点一覧表(PIDリスト)http://j.mp/jOmBf7」それでは質問を受ける。(18分)





■質疑


http://live.nicovideo.jp/watch/lv159408406#00:17:45

●NHKアベ:【要約】


・4号機使用済み燃料プールの今日の作業状況。

(尾野:昨日まででキャスク内に22体の燃料を入れた。本日以降の作業はキャスクを除染ピットにあげて除染を行なう。蓋のボルト締めを行なう準備を引き続き進めているところ)

・今日の作業はどのような物か?

(尾野:本日の作業は、今言ったところを順次進めている。どこまでかは説明は控えさせてもらいたい。)

控える理由は?

(尾野:キャスクの移動に関しては核物質防護上の守秘義務を生じる情報になる。キャスク移動が終了した時点で改めて案内するので待ってくれ。)

移動に関しては理解出来るが、建屋内にある分は問題ないと思うが。除染はしたのかしてないのか、と言うところは大丈夫と思うがどうか?

(尾野:その意味で我々として建屋内でボルト締め、吊り上げる、どこまで作業が進んでいることは移送がどのタイミングで行なわれるか予期させる物になるので。)

キャスクをクレーンで引上げた事は事実としてある?

(尾野:本日この場でいう事は控えさせてもらう。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv159408406#00:21:25

●共同宮崎:【要約】


・次に公表するのはキャスクの移動終了時ということだが、どこまで移動した段階で公表?

(尾野:受け入れ先の共用プール建屋に収用された以降で案内する。)

すると共用プールの水中ではなく、建屋に入った段階で?

(尾野:そうだ。)

・2回目の取り出し作業の日程は決まったら決まった段階で話してくれる?

(尾野:現状まだ決まってないが、一連の予定として確定したら案内できると思っている。)

今回の場合は、金曜日に発表して月曜日のタイミングだったが、その様な感じ?

(尾野:大体その様な感じだと思う。曜日が一致するというわけではなく、スパンがということで。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv159408406#00:23:10

●テレ朝松井:【要約】


・アルプスについて。今日の最新資料ではB系を動かすのは明日?

(尾野:はい。その様に考えて結構。)

明日、3つの系統が初めて同時に動く日になる?

(尾野:そうだ。3台同時に動くのは初めて。)

・水処理週報 126報。今回の実績として3枚目の紙。11月19日現在の処理水の実績は、是会から1,305m3処理をしたことになっている。来週の予想は明日からの予想も含めてより多くなるはずなのに1,050m3の予想になっているがどうか?

(尾野:最初から100%降る運転ではないので控えめで書いている。)

減っている。1日250m3の能力があるのに、C系も動き始めたばかりだからまだ反映されないのはわかるが、19日で1,305m3なのに、次は3台動くのに1,050m3に減っているのはなんで?流量調整するの?

(尾野:▼確認する。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv159408406#00:26:00

●東京新聞やまかわ:【要約】


・★★★今日、報道があったが1Fの5,6号機廃炉と福島第二のその後の検討状況について聞きたい。

(東電小林C:1Fの5,6の件は私から。1Fの5,6の取り扱いについては、総理 安部さまのご要請に踏まえ、年内に取り扱いを判断することとしている。なので、★★★現時点でなにか決まった、取り扱いについては未定だ。それと、今後、地元自治体と相談したいと考えているが、その相談の開始時期は、現時点で未定だ。2Fは国のエネルギー政策等の状況を踏まえて検討していく形になると思うが、現時点でなにか決まったことはない。)

・★★★魚の関連で。韓国からストロンチウムをハッキリさせてくれと要望がかなり来ている。セシウムばかりを計っていると思うが、ストロンチウムと限定すると時間が掛かる話になると思うが、全βでやる形でするとか、今、計画あるか、ないか?

(尾野:現状、私どもは測定をしているが、国外と日本の関係においては、対応窓口は政府だ。政府がどう対応するか、私から説明する立場にない。我々がセシウムを中心に測定させてもらっているが、現状の章句品の基準は厚労省の方で定めているが、こちらはセシウムで100Bq/kg で見ていく事になっている。β核種も含めて、コントロール出来る考え方に基づいてと理解している。私どもについてはそれに供する形でデータを採取している。)

規制委員会の議論の中でも、ストロンチウムは1Fが抱えている驚異でストロンチウムの問題もある。自発的に出されても。データの継続性もあると思うが、それを言うなら早く手を付けた奉加より継続性が出るのでは?やらない祈願が長くなれば長くなるほど、かつての数字と比べられないが如何か?

(尾野:魚介類の安全性を担保する考え方は、我々港湾内と20km圏内と発電所を担務して行なっているが、全体としてどういう事かは政府としてどう見ていくか、統一的に見ていく中でやっている。政府において検討されると理解している。)

政府がモニタリングのやり方を変えようとなれば、それに併せて変えると?

(尾野:我々は全体の枠の中で動いているのだ。)

# 中村委員は魚介類でセシウムしか測定されていないことを問題視しておりました。##



http://live.nicovideo.jp/watch/lv159408406#00:31:25

●LCM吉本おしどり:【おこし】


・★★★使用済み燃料プールの漏えい等が確認された燃料棒について聞きたい。1号機が70体。これ、5,6号機と2Fの1~3号機はちなみにそれぞれどれぐらい存在するのか?

(尾野:▼そうだな。各号機、一定量存在しているかと思うが、今現在、具体的な数字は持ち合わせていない。それから発生があった場合には国等に届け出ているので、まっ、確認した上で回答させてもらえればと思う。)

わかりました。

・15日の資料の書き方が、震災前から漏えいが確認された燃料集合体という事で、恐らく、2Fの2号機は平成9年と14年に燃料の漏えいが確認されているので、少なくとも2体あると言うことで、2Fの1号機の使用済燃料プールは震災後、Cs-137が検出されていて、で、テレビ会議の動画でも2Fの使用済燃料プールに、1Fの使用済燃料プールと同じように湯気が発生していることが、何度もテレビ会議で議論されている。震災前ではなく、震災後に燃料の漏洩等、破損が確認された事例というのはあるのか?

(尾野:ない。~キッパリ~ )

# 運転中に検出されるガスによって破損が発生したかどうかが分かる、ということらしいので、震災後に漏えい燃料の発生を確認するすべはない、ということで、きっぱり言ってるんでしょうな。見事なきっぱり感。##

では、1号機の使用済燃料プールが震災後、Cs-137が検出された理由は何なのか?これは公表資料にも出ている。

(尾野:▼先ず、あのぉ… ちょっと、データ等を確認した上で回答しないと、わからないかと思うので、、2Fの事、という事であれば、改めて確認の上、回答させてもらいたいと思う。それからあぁ、福島第二だが、ええぇ、燃料の、ええぇ、漏えい寝量の数だが、★1号機は0体。2号機は2体。3号機、4号機 0体。ということである。)

# キッパリから、いきなりトーンダウンww 一転確認w ##

わかりました。1Fの5号機、6号機は?

(尾野:で、1F 5号機で1体。6号機で1体。以上だ。)

わかりました。6号機が現在原子炉を解放して燃料棒764体取り出し作業をしており、11月下旬に終了見込みだったと思うが、これは11月減順に首領予定は変わらない?

(尾野:今のところスケジュールが変わった話は聞いていない。)

わかりました。

・この1Fの状況で、モバイル式処理設備について聞きたい。このモバイル式処理設備はセシウムのみしか除去しないと以前回答を頂いたが、現在、汚染水問題となっている全βに多く寄与しているストロンチウムなどのモバイル式処理設備の設置を検討していると、前回、以前仰っていたが、ストロンチウム等、他の各種のモバイル式処理設備の検討状況はどんな感じか?

(尾野:今、こちらでいっているのは、その他の所に書いてある、2号機と3号機のモバイル式の処理設備のことか?ということでいいか)

はいそうです。

(尾野:こちらについては、トレンチの中に入っている水の処理を行なって行くという事を考えている。で、トレンチから水を汲み上げて、モバイル式のRO装置を通じて処理をしていくという事だが、例えば、、)

これ、以前はセシウムのみ志賀除去しないという回答を頂いたので、トレンチの汚染水は、ストロンチウムなどで全βなども、高濃度が検出されている。例えばベントナイト、ゼオライト、モンモリロナイト系のモバイル式処理設備をなぜ使わないのか、検討はしているのか、と言う質問だ。

(尾野:チョトマッテクダサイ… ▼すいません。今,
手元に情報、データが無いのであらためて確認の上回答させ頂きたい。)

・護岸No.1エリアの地下水挙動について。以前から質問しているが、No.1の観測孔が、遮蔽されている中にもかかわらず、なぜ潮汐の影響が出始めたのかの評価は出たか?

(尾野:あの、以前から同じ質問を頂いていて、回答をさせてもらっているが、本件については特に検討はしていない。)

これは潮汐の影響と東電も見ているのか?No.1-9と全く同じ挙動だが。

(尾野:その可能性はもちろんあるが、現状、特にあらためての検討はしていない。)

この上下、潮汐の影響が出始めたのは、一旦、遮水壁が出来てから、潮汐の影響がなくなった後に、また出だしたということだが、これは特に検討していない?

(尾野:はい。)

この水位の上下は、原因が何かも特に評価はしないと?

(尾野:そうですな。)

わかりました…

・★★★護岸エリアの昨日の1F状況についての資料だが、11月17日に採取した、No.1-9の全ベータの濃度が高かった後、再度、採取して分析し直すと2100Bq/Lから470Bq/Lに低下、ということが書いてある。以前から要望しているが、このNo.1の護岸エリアは残渣のPPMも測定している、ということだったので、どの程度、残渣が紛れ込んでいるか、汚染土壌が紛れ込んでいるか、測定しているなら、そのPPMも公開してくれないか?

(尾野:あのぉぉ、既に何回か説明、質問を頂いて回答しているが、ええぇぇ、護岸エリア付近において、ええぇ、測定においてぇ、あのぉぉぉ、濁度について、確認の上、サンプリングしているといことは言ったが、ええぇぇ、★★★個別のPPMの測定結果については、改めてこの場で紹介する考えはない。)

# 公開できない理由はナンダヨ。高ければ再測定。泥が紛れ込んでいたので低くなったよ。で、評価の妥当性は秘密。IAEAは東電の海水分析は妥当であるとアピールして帰っちゃいましたよ。チェックすることはもっと他にもあるよね。隠蔽、改ざんの代名詞、東電。##

なぜ、測定した数値があるにもかかわらず、公開しないのか?

(尾野:測定した数値があるとは言ったこともないかと、★思っている。)

あ、即手下数値は存在すると以前回答を頂いた。PPM、残渣を測定して、5ppm以下のものをサンプリング資料として用いていることを汚染水対策WGでも東電の方が説明している。で、タンクエリアについては、残渣のPPMの測定はしていないが、護岸エリアNo.1エリアについては、残渣のPPMは測定しているという回答は、以前頂いている。

(尾野:えっとおぉぉ、そういった回答はちょっと誤解が入っているのではないか、と思うが。確かにいぃぃ、5ppm以下であると、いうことを確認して測定していることは言ったが、確認してサンプリングをしているわけだが、個々のppmの測定結果について、ええぇぇぇ、記録しているとは言ってなかったともう。)

測定していないということなのか?それは測定していないということなのか?あれは。

(尾野:あのぉぉぉ、サンプリング時に確認の上、サンプリングをしているということであり、サンプリングしたものに対して、濁度を測定して記録をしているということではない。)

記録は残ってないということだな?確認するが。

(尾野:はい。)

わかりました。

・もう一つ要望だが、原子力情報コーナーにある海水や大気などの各種などのスペクトル濃度の快調が原子力情報コーナーでされているが、膨大な量だ。1ヶ月に付き、2,000ページのものが5冊というものなので、これは公開の仕方をプリントアウトではなく、データで公開していただくか、もしくはネットで公開していただくことを考えて頂けないか?

(尾野:あのぉぉ、大変膨大な量のデータの公開なんで、現状、あのぉぉ、私どものサーバーの容量等々の関係もある。従って、情報公開コーナーで、ええぇぇぇぇ、データとしてみてもらえる形、ええぇぇぇ、とっているので、ええぇぇ、そちらで見ればばと思う。)

あの、情報公開コーナーの方で、平成25年8月、次から公開される分からDVDで公開されるが、データを頂くときに、DVDから一旦、プリントアウトの形ではないと頂くことが出来ない。せめて、DVDをその情報として頂くことはできないか?過渡現象記録装置と同じように。

(尾野:あのぉぉ、そうした、方法のぉ、個別のことについては、あの、別途、広報の方と相談してもらえればと思う)

あ、東電の広報の方ということか?

(尾野:はい。)

検討して頂けるということだな?

(東電小林C:まっ、一応、意見としてはあずかりたいとは思っている。)

わかりました。せめてDVDである分だけは、毎回プリントアウトしてではない、

(東電小林C:ま、できるか出来ないかは、今この場で即答はできないのでっ。今意見を聞いたので、意見を頂戴した。)

よろしく検討をお願いする。

(尾野:▲先ほどの質問について1点回答したい。モバイル装置だが、基本として現状、吸着塔いよる方式があり、Cs-137を低減していくということだ。トレンチ内に入っている水だが、主要な放射性物質、セシウム、ストロンチウムがある。ストロンチウムについては、今後、能力等を向上して除去していくことについて検討していることは仰るとおりだが、まぁ、先ず、第一弾としてセシウムを低減していくということで、これは、セシウムを相当、大きな割合を閉めているということ。それから、セシウムというのは、強いγ線を出す核種なので、セシウムを除去すること地震が、全体としての線量や作業性であったり、様々な改善として、十分な価値、効果のあるないようなので、まずセシウムからスタートしているということである。)

まだストロンチウムは計画の俎上に上がってないのか?

(尾野:あの、まだ具体的なところまでは行ってない。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv159408406#00:43:35

●サンデー毎日大場:【要約】


・希ガスが漏れているので、既存燃料よりリスクが低い話しを頂いたが、専用キャスクをあつらえて移送する話しがある。どうして専用のキャスクをあつらえる必要があるのか?どういうリスクを想定しているのか?

(尾野:個別に言うと4号機になるが、現在使用しているキャスクは全て許認可を受けているので入れて運ぶことができる。認可を受けていない燃料を入れて運ぶことができない制約がある。被服管から漏えいがない燃料を運ぶことを前提に認可を受けているので、これで漏えい燃料を運ぶことは許認可上できない。漏えい燃料を運ぶキャスクは存在しているし、キャスクに特別な違いがあるわけではない。そのキャスクにおいて、漏えい燃料を移送する個別の許可、認可を得た物を使用する必要があるので、それが前提になる。)

この間の会見で、漏えい燃料があるリスクを踏まえて80体という纏めて発表した話しをしていたと思うが、漏えい燃料はリスクとして捉えてないという事でいいか?

(尾野:リスクの提議によって、いってる事がよく分らないが。事実として4号機にこれだけあるという事で特別な措置を執ったという事を言った。1~3号機も感心のあることだと思うので、それぞれ、漏えい燃料がどれだけあるか、お知らせした。何れそれもいそうするので、4号機で行った事を踏まえて行うということを言った。)

・キャスクが落下したときの被害想定。敷地境界で、◆5.3μSv/h が形成される報道を見たが、そういうような発表をしているか?

(尾野:値は今言った物より小さな物だが、キャスク内の22体が損傷してそれが漂ってきて敷地境界でどれぐらいの値になるかは公表している。)

敷地境界では5.3μよりもっと低い値だろうが、キャスクが落ちた数メートルの所の値まで出してるのか?

(尾野:未だしているのは敷地境界で出している。ちなみにキャスク落下時の敷地境界は、5.3×100^-3だ。年間1ミリシーベルトに比べると3桁落ちだ。)

今、東電が想定している最悪の事態に半径10mで作業している人がどれぐらいの線量を浴びるかの想定はしているのか?

(尾野:★★★落下した周辺の線量がどうなるかは公表していない。今の評価は敷地境界、内部のガスが全て出ている、要は、ありったけの評価をしているが、実際に我々は一旦、待避する。状況を確認した上で行なう。ずっとそこにいる訳ではないので、敷地境界と比較できるものではない。)

目安にはなるかと思うが。つまり、敷地境界の線量から逆算すればキャスクの線量が出るという単純なものではない?

(尾野:そうだ。)

# ぎょっとするデータは決して公表しない。東電が安全主張するのは、敷地境界ばかり。避難訓練も指摘されて行なった感があるし… まんまんまんまんがいち。絶対に最悪の事態はおこらない、という事を前提に事を進めているように見えてならない東電説明。##

・1,2,3号機の使用済み燃料プール取り出しのやり方だが、4号機のように外付けの建物を造ってやることは決まっている?

(尾野:3号機は作業進捗が4号機について進んでいる。3号機はオペフロの瓦礫撤去が済んでおり、3号用の設計をしたカバー設置の工程に進んでいく。ロードマップにも示されている。2号旗は立てやそのものが残っているので、建屋の除染を行い、建屋内の機器を除染して使うか、それが難しい場合、解体して新しい機器を。1号機はオペフロが損傷してるので3と4号機と同じように上部に取扱いのための装置を付ける。2号機は既存設備が使えるかどうかは状況を踏まえての判断。)

1,3は線量が高い。4号機と同じように人がオペレーションルームに入って作業する事を考えている?

(尾野:除染によってどれだけ線量が低減出来るかによりかわるが、線量が高い状況が残るのであれば、作業の一部を自動化、遠隔化する必要もあると思っている。)

(東電小林C:良ければ会見を終了したいが。いいか?では終了する。)







~ 終了 18時25分(55分)

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