2012年7月26日木曜日

平成24年7月26日(木) 細野環境大臣 原子力規制委員会人事案につ​いての記者会見 17時10分 ~

平成24年7月26日(木) 細野環境大臣 原子力規制委員会人事案につ​いての記者会見 17時10分 ~

http://live.nicovideo.jp/watch/lv101741419

○司会:
それでは細野原発事故担当大臣からの会見を行う。原子力規制委員会の委員に関する人事について環境大臣から報告をお願いする。



○細野大臣:
はい。先ほど、原子力規制委員会の人事を国会に提出した。任命者でもある野田総理から指示を受けたので、私から皆さんに報告させていただく。具体的な中身に入る前にお詫びを申し上げなければならない。本日、午前中に野田総理から厳重注意をわたし、受けている。

情報管理の甘さから、この規制員の人事について、大変、迷惑をかけることになった。提出が遅れたことも含めて責任を感じている。関係者の皆さん、国民にお詫び申し上げたいと思う。そのことを申し上げた上で、人事について説明させて頂きたいと思う。

先日発表したガイドラインを含めて幾つかの基準を元に、政府として責任をもって人選を進めてきた。その際、最も私どもが考えたことは、なんといっても、★フクシマの教訓から学ぶ、そういう人選をしなければならないということである。

東電 福島第一原発の事故というのは、これまでの原子力規制というものが、安全神話に囚われるあまり、本当の意味での対策を取って来なかったことが原因であると考えている。その結果として事故から1年半がたとうとしている今も、

# 本当の意味での対策を取らずに結論あり気で再稼働している政府が選ぶ、下心丸出しの委員長 選抜。信頼ゼロ政府が口にする信頼の重さ。国民ドッチラケ。原発推進明言している自民党と多数決。事故調報告の自らの総括もなしにガス抜き委員。デタラメプロセスの予感。

多くの方々に放射線の高い地域から避難を強いることになってしまっている。国や行政の信頼も含めて、今、その信頼を取り戻すことが出来るかどうか、極めて厳しい状況にあるということである。そういう状況であるだけに、

# 避難だけじゃないでそ。生活、人生の破壊、家族崩壊、人命すら奪う結果にもなってるでそ。

★福島から学んでいないものが、これはだな。この原子力行政に係る資格はないとすら考えて、そういう観点からの人選を進めてきた。与野党の様々な意見を取り入れた形で原子力規制委員会設置法が成立をした。

高い独立性と透明性を持って、★一元的に原子力規制行政を行う仕組みが、まさに今出来つつあると。そんな状況だ。その仕組の中にしっかりと人を配置することにより、この組織に意気を吹きこんで、国民から信頼される組織を作っていく必要があると思っている。

# 原発推進に障害だったダブルチェックはなくなりますた。信頼されない政治が作る信頼される組織。

事故の反省を踏まえた厳しい安全規制を行う考えを持っていること。電力会社など関係業界から影響を受けず、公平性に疑いないこと。この2つを前提としている。

更に実力ある組織であるために、委員会全体として次の4点についてバランスを考えた。先ず、第一点目として規制、シビアアクシデント。核セキュリティ、そして保障措置、いわゆるセーフガードだ。

それらを含めた専門性をこの5人でしっかりと確保するということ。2つ目に緊急時には原子力施設外の対応に責任を持ち、施設外の対策にも知見を提供できるということ。3点目として寄生庁という行政組織も束ねることになるので、平時からのマネジメント能力についても必要であると考えている。

そして最後に、世界が注目する原子力着せ委員会なので、国際性についてもこれも考慮した。今、申し上げた点を委員長、及び委員4人が一体となって実現できる、そのようなチームを選んだつもりだ。それでは一人ずつ紹介申し上げたい。


・田中俊一

先ず委員長だ。これまで申し上げてきた通り、委員長には原子力の専門知識と経験に加え、東電福島原発事故の教訓というものをしっかりと踏まえ、深い反省に立って、これから原子力安全規制が出来る人物を選ばなければならない。

そこで、原子力規制の初代院長は、この方を置いて他にないと考えた。田中俊一さまだ。(http://j.mp/ML8SUH 任期5年)

田中さまは(# あの秘密会議で有名な)原子力委員長代理や、日本原子力学会の会長を務めた経験をお持ちだ。我が国の原子力行政において、非常に痛恨の記憶の一つでもある99年のJCOの事故の際には、自ら現場位に入り、

自らも放射線測定を行いながら、現場技術者を取りまとめて活動された。知識という麺でも経験という面でも、日本の規制組織の代表としてふさわしい方だと考えている。次に、東京電力原子力発電所の反省である。

おそらく、皆さん、記憶されていると思うが、事故収束の糸口がまだ見えなかった昨年3月に、いち早く緊急提言を取りまとめ、会見で技術者の総力を結集するよう、呼びかけたのが田中さまである。

# このままでは原子力行政は立ち行かなくなる危機感。そんなにすごい発言なのか… ( ゚д゚)ポカーン

多くの専門家が率直に話すことを躊躇した時期があった。そういう時期において、★★原子力を推進してきた人物として、人間として、国民にアヤマなければならないと率直に口をしたのが、これが大変注目を集めました。

# いや、だから、それ当たり前だって。それで注目を集めること自体が異状でしょ。

ただ、私は、言葉であるとか、当所のこの発言をもって、田中さまが大変深い反省をしていると考えているわけではありまてん。当時の会見でも除染の緊急性を訴えた田中さまは、事故からいちはやく福島での除染をスタートさせました。

線量の測り方や効果的な除染の方法を各地で繰り返し説明をし、そして、自ら泥まみれになってスコップをもって除染活動をしてこられました。私も何度か、除染の現場に立会いましたが、田中さまが、その現場に実際にいて活動している姿、

# 原子力を守りたい一心でそこまでやれる人物なのー。マスクもせず除染に汗流す細野大臣。状況もわからない中、県外ボランティアを呼びかけ。除染ビジネス復興のシンボル。田中さま。

それを目にする機会があった。その後、福島県の除染アドバイザーとなり、原子力損害賠償紛争審査会の委員になってからも、今日に至るまで、毎週のように除染の現場に行って具体的な活動を継続されている。

★田中さまは福島市の出身でありまして、高校時代まで福島県内で過ごしたと聞いている。勿論、ふるさとを思う気持ちはあったと思うが、ここまで、継続的に反省を体現してこられたことに、私は心から敬意を評したいと思っている。

# 福島出身福島復興と原子力を規制するふさわしさが、どうつながるのか理解できない。除染ビジネスで福島復興。細野プロセスに多大な影響を与えたことに、田中さまには心から敬意を評したい。推進組織の中心メンバーを反省しているので寄生組織に中心に。

更には、この一年強の活動を見てきて、知識と経験、そして、反省を踏まえて前に進む力において、田中さまには私は、この委員長にふさわしい方であると私自身の思いを持っております。率直に深い反省を持ち続ける一方で、

# 前に進む=原発推進 これまでの政府のあからさまな対応の数々。

直ぐ目の前にある課題に向かって、先頭に立つことを恐れず指揮をとる。今、原子力寄生に求められるリーダー像がここにあると考えている。


・更田 豊志

次に委員の候補者を紹介する。原子力着せ委員会に必要なのは、なんといっても原子炉の専門家である。率直に申し上げ、この人選には様々な悩みがあった。

皆さんも御存知だと思うが、原子力の分野は非常に細分化されており、一口に原子炉の専門家といっても様々な分野がある。

いわゆる反対派と呼ばれる方を含めて、多くの方がを候補者として捉え、人選を行なってきたが、最終的にこのかたにお願いしたいという結論になった。

# 悩む理由はそこでつか。切っても切っても金太郎飴のような原子力ムラから、どうやって人選するか、如何に理由づけして世間の目を欺くかに悩んだんじゃないのね。

★更田 豊志さま(http://j.mp/LPFaym 任期3年 JAEA)だ。この人選を行ったポイントは2つある。ひとつは原子炉の状況を自分で判断できる人だということだ。

今回の事故の反省に立ち、原子力着せ委員会は、寄生にも緊急時の対応にも事業者から独立した立場で臨む。原子炉の状況を事業者に委ねるのではなく、自分自身で判断し、把握をし、そして、それを事故の収束であるとか、

日頃の原子力の寄生に活かしていく必要がある。このハードルは非常に高いのがある。更田さんは事故の時に燃料がどのような状態になるのか、この分野が専門だ。シビアアクシデントに対しても研究対象としてこれまでしてこられている。

研究炉を使った実権や、実際の原子力発電所に使われた燃料を使った試験でも、多くの経験をお持ちである。常に事故は起きうると想定をし、その先頭にたって研究してきた人こそ、新たに規制を任せるべきではないかと考えた。

もう一つは、これからの原子力規制を担う自覚をもっている人だということである。更田さんは54歳であるので、研究者として、今、最も油の乗り切った現役にあたる。今、直面している多くの課題を乗り越えるためには、

既にキャリアを終えた大家ではなく、更田さんのような現役の力こそ必要だと考えた。事故後、安全研究は安全性を確認するためのものではなく、潜在的に存在している危険を指摘するためのものだと。内部から積極的に声を上げ、

学会などの議論をリードしてこられたのも更田さんである。更に、国際的な場でもOECEの原子力施設安全委員会で、ワーキンググループの次長として、先進国の中で安全研究の協力促進をまとめた経験をお持ちだ。

気力、体力共に充実しているということは勿論だが、なんといっても今後の原子力規制を自分で背負う問題として、強い当事者意識をもっていることが決め手となった。


・中村佳代子

次に放射線の有害な影響から、人と環境を守るという原子力規制の役割を担う上で、どうしても必要だと考えられるのが、放射線防護の専門家である。これを現在、放射線審議会委員を務めている★中村佳代子さん(http://j.mp/Qc5pMI 任期3年)にお願いしたいと思う。

東京電力福島原発事故の後、放射線の影響に関する幾つかの規制が作られたが、判断の根拠を国民に分かりやすく説明することが十分にできないまま、多くの方々に不安を抱かせることになってしまった。

その反省にたった上で2つの改善目標があると考えた。先ず、第一に専門家の科学的判断をダイレクトに規制に反映することである。これまでに審議会というこの仕組みは、仕組み自体にどうしても限界があった。

省庁が規制の案を提出し、専門家にはその是非を聞くだけになっていたという、そういう指摘もある。今回の本改正で、放射線審議会は着せ委員会のもとに入るが、それだけではなく、人という面でも中村さんに委員として入ってもらうことで、

専門会の意見を最初からダイレクトに規制に反映していくことが出来るんではないかと思っている。もう一つの目標は、専門家がわかり易い言葉で国民に直接説明をするということである。

そこで、ご自身の口から説明できる方に委員になって頂きたいと考えた。いわゆるリスクコミュニケーションの必要性だ。中村さんは福島原発事故の後、自らを専門知識の通訳と位置づけ、活動してこられた。

電話での健康相談を積極的に受け、ひとりひとりの不安を受け止めるリスクコミュニケーションを実践する一方、マスコミを対象とした勉強会を主催するなど、情報を広く伝えることにも力を尽くしてこられた。

更に、市民の意見に耳を傾ける面でも、中村さんは優秀な通訳だといえる。震災後、放射能と向き合わざるを得なくなった福島の高校生たちと直に接し、若い世代が科学的で冷静な目線を持っていることに驚かされたと中村さんは仰っている。

そして、そのような若い世代の目線を世の中に伝える方向でも役に立ちたいと思われたそうである。中村さんは化学の分野で研究者としてのキャリアをスタートされ、放射線医学の分野でも大学の医学部や病院という分野で幅広い意見をお持ちだ。

その分野を横断した経験を相手に合わせた柔軟なコミュニケーションの力につなげて頂きたいと思っている。


・大島賢三

委員の候補の3人目は、大島賢三さん(http://j.mp/QccKf3 任期2年)である。この3人めの委員についても難しい検討という事になった。

その時にやはり、大きな成果を残した国会事故調の教訓をしっかりと息づかせてくれる方に一人入って頂く必要があるのではないかと思った。大島さんは国連の事務次長として、人道問題に取り組んだ経験をお持ちだ。

# 国会事故調委員が理由の最初に。国会事故調報告の教訓なしに再稼働に邁進した政府がなにいうとん。一人ガス抜きで。一人な。一人だけな。

チェルノブイリ原発事故の被災者への国際的な支援を、ロシア、ベラルーシ、ウクライナの政府と調整するという難しい役割を果たしてこられた。その後、国連大使としても、北朝鮮の核実験の際に、安保理制裁決議を調整し、実績を残してこられた。

このような大島さんに今回、われわれは国会事故調を通じて学んだ多くの経験を、教訓を、ただの学びに留めずに実行力のある形にして役割を担って頂きたいと考えた。教訓を実行するためのマネジメントを担う人が委員の中に必要と考えたこともある。

# ただの学びに留めずに。おやおや。学ぶ必用があるのはあなた方でそ。報告書から学んで反省する必要があるのはあなた方でそ。何言ってんのこの人。ていうか、報告書読んだの?ただの学びに留めずにって… は?

更に原子力の規制業務が一元化され、核セキュリティ、核不拡散の保障措置等も併せて所管することになるので、国際的視点を踏まえることで、今まで以上に求められることになる。

国内のみならず、世界からも信頼され、尊敬される組織を作るために、外交官として活躍してこられた大島さんのような国際社会の目を肌感覚で知っている必要だと考えた。そして大島さんに委員になって頂きたい理由がもう一つある。

大島さんは、広島市の出身で2歳の時に自宅で原爆に遭い、被曝されている。被爆者手帳の重みを誰よりもわかっている方であり、今も、広島の放射線被曝者 医療国際協力推進協議会で理事を務め、海外に在住する被ばくへの医療支援を推進するなど尽力をされている。

放射線の有害の情報から、人と環境を守るという思い、日本の原子力規制組織としての氏名を、必ず実現してくれる方だと思っている。


・島崎邦彦

最後に地震の専門家である。島崎邦彦さん(http://j.mp/QclgLg 任期2年)にお願いしたいと考えている。東京電力福島原発事故をみれば、原子力の規制に自然災害、特に地震の専門知識が必要だということは、

# ここまで細野大臣がどういう経緯でこの方々を知り人事に至ったのか、誰の判断でというのが全く見えない。何が不審を生み出す根源になっているのか何も理解していない、学んでない。これだけのことがありながら何の進歩もない。人事プロセス見えない候補者アピール会見。変わらない政治。

おそらく皆さん納得して頂けるかと思う。ただ、個々の知見があってもそれらを実際の政策に役立てることが出来なければ、これは意味が無い。震災後、実は有用な研究が既に発表されていたにもかかわらず、

見過ごされていたことも明らかになってきた。島崎さんは阪神淡路大震災の後、政府に設けられた地震調査委員会で長期的な観点から自身を評価されてきた。2002年に発表された大きな津波を伴う地震が日本海溝のどこでも起こりうるという研究は、

# 見過ごされていたんじゃなくって、見てみないふりをしてきた実態が明らかになったんでしょうが。見て見ぬふりにとどまらず、犯罪じみた圧力欠ける行為が事故最大の原因、諸悪の根源でしょうが。なにいってんだろ。この人。

今、再び注目されているが、当時は残念ながら、政府のさくに直結することがなかった。島崎さんはこのような政府の政策決定の問題について、当時から厳しく指摘をされてこられている。過去の地震データが限られていることや、

地元への影響が大きすぎることを理由に地震の予測を防災対策に直ぐに反映できないことに苛立ちを感じたと仰っている。着せ委員会に地震の専門家に入っていただく狙いはまさにそこにある。学術世界で多く、広く、見渡しながら、

地震学の中のどの研究を原子力規制に活かすべきなのか、委員会の外ではなく、中で検討して頂きたいと考えている。島崎さんは地震予知連絡会会長、日本地震学会会長などを歴任されている。

地域ごと、分野ごとに細分化されている地震学にあたって、非常に幅広い剣士をもっておられる。地震学の第一人者とも言うべき人物である。自らが窓口になり、すべての専門家の力を結集するという任務を責任をもって引き受けてくれると考えている。

加えて島崎さんが原子力施設の地震対策についても厳しい考えをお持ちである。従来の地震予測は最も起こりやすい地震を想定しているので、それより大きな被害が出ることもあるとした上で、

原子力施設はより厳しい基準が必要であると主張されている。これから、原子力施設に地震が与える影響について、一から見なおしていく中で、島崎さんの広い見識と高い問題意識は不可欠だと考えた。

以上が、委員候補5人の紹介である。

全体のバランスの面から言って、この5人がベストの陣容だと考えている。そして何よりも非常に大変な役職を引き受けてもいいという意欲をもっている方たちであるということも極めて重要である。

その5人の皆さんの覚悟を大切にしたいと思っている。勿論、この人事については、国会の、まさに承認というのが必要である。また、国民の理解という最も不可欠であると思っている。私からは以上だ。

# 自公の協力得るために原発推進を委員長に。これはすんなり通るだろう。決められない政治ということで、内容ともかく、さっさと決めて進めりゃいい政治論理にすり替え、国民欺くマスゴミ報道。ひゃっほーい。

○司会:
ありがとうございました。それでは質疑応答に入りたいと思います。質問のある方は挙手をして頂いて指名後に所属と名前をお願いしたい。



■質疑

○ニコニコ七尾:
24日に川内博史議員、福島みずほ党首ら、脱原発を訴える議員が田中俊一委員長案の人事案に対して、原発推進派の中心メンバーが規制委員長になるのは矛盾だと批判し撤回を求めたが、こうした批判に対して大臣はどう答えるか。

○細野大臣:
これまでの原子力行政に関わっている人たちというのは、まあ、基本的に全て原子力を推進する中で様々な規制や委員会のメンバーになってきた経緯があるわけですねえ。

ですから全ての皆さんに必要なのは、そういうことに対する深刻な胚性だと思っています。数いる専門家の中でもですねえ。田中俊一さまは、最も、その、不快反省をした人物だと思っています。

# 深刻な反省 wwww

あのう、先程もご紹介するところで除染の話をしましたが、専門家でいろんなアドバイスをした人はいます。福島に何度も入った人もおそらくいると思います。ただ、自らですね。体を動かして除染をして、そして、住民と様々な話をする中でですねえ。

なんとか福島を再生しようということで努力をした人というのはですねえ。そんなに数多くいるわけではないんです。ね。そうった部分で深い反省を踏まえてっ、厳しい安全規制を私は田中俊一さまはやっていただけると思っています。

# 彼は私に除染ビジネス復興を自ら示した功労者である。留まりたい片方の意見だけを担ぎ出し、正当性を主張する

これから機会がればですね。そういう、できるかぎり説明を私自身もしていきたいというふうにおもっています。

○ニコニコ七尾:
すみません。国民の理解が不可欠という発言が大臣からありました。今と重ねて確認したい。昨年9月のインタビューで田中さんは100mSv以下なら健康への影響は大きくないと発言されている。今回、人選に辺り、田中氏のこうした発言について大臣は木にされなかったのか?

○細野大臣:
あのう、100mSvについてはですね。これは過去の広島、長崎を始めとした様々な疫学的な、あの、そういう、データ、というのがでてますので。ええ、健康、ガンの発生率がですね。0.5% あがるであるとかあ。

そういう具体的な、あのう、結果は出ています。しかし、それ以下についてはですね。他の要因に隠れてしまって、ええ、明確な影響が、疫学的に出ていないとうのはですねえ。

これはICRPも含めてた、まあ、様々な、そういう専門家の間の一つの、ええ、まあ、えぇ、前提になっていることでもあるわけですねぇ。ですから、田中委員長は、そのことについて言及したんではないかと思います。

# ICRP勧告つまみ食いスタンス未だ変わらず。20mSv/y 基準強制政府。ステイクホルダー?(゚Д゚)ハァ?

スィー まあ、他の方も含めてですね。いろんなチラシ、私も拝見してますので。個別の拝見を取らまえて、いろんな批判はあると思います。私は原子力の専門家に相当数あってきたが、この時期に福島から距離をおいてっ、研究だけしている人はそういリスクはないわけですね。

しかし、福島に関わり、何らかのコミュニケーションになることになると、必ず何らかの形で!例えば発言が、是非が議論になるわけです!

# 意訳すれば、福島に身を置かない安全な場所で研究して文句ばかり言ってる奴は無責任だよなと。

じゃあ、その時に!福島に関わりのない!今、この、、瞬間にですね。そういったことに直接関与していない人を選ぶ方がいいか、若しくは、色々確かに言われるかもしれないが、福島に自ら身をおいて徹底的に努力をしてきたどちらの人を選ぶかというとっ、

# 文句をいう人は部分的に見て発言しているだけだから気にするなと。で、自分は ICRPのつまみ食い引用でそれが背景にあるんではないかと想像で田中氏を擁護。

私は後者を選ぶべきだと考えました。で、個別の発言について、いろいろ疑念があればっ、それについてではですね。本人がしっかり答えていただくことは重要であると思います。

○東京新聞 福田:
大臣は以前、脱原発依存のことについて40年原則廃炉とか、国と制度とか、そういったものがあったかと思うが、今回、委員を選ぶにあたり、こういったことを選定基準としてしっかりやってもらえるかということも判断に入れていたのかとうことと、

それについて委員長を始めとした人たちはどのような考えを持っているかとうことも確認されて、良いと判断されたのかということを教えて欲しい。

○細野大臣:
はい。あのう、、この原子力規制委員会は独立した委員会ですので、その判断を新しい委員の皆さんが、厳しくしっかりとやっていただくことですので。あまり、私の方からこうするべきだとかですね。これはこう解釈すべきだということも、これからは言うべきではないと。

まだ、勿論、これから国会での承認が得られるかどうかという事になるわけですが、言うべきではないと思っております。ま、ただ、その中にあって、あのう、法律の趣旨というのは、しっかりと、当然、考えて行かなければいけないので、

# 原子力規制委法案同様、秘密会議の原発推進、自ら福島復興除染した理由で任期5年の委員長候補に据えたし。自民・公明・民主 3党合意で可決は間違いないでそ。ぼく元NRCヤツコ氏がいい。事故調報告、提言は完全無視。

ええ、田中さんとはですね。相当な期間、いろんな法律を作る際もですねえ。複数の専門家に相談しながら法律を作って来ましたがあ、、相談をする中で今回の法律を出しています。法案を出しています。

従って例えば、バックフィットであるとか。40年運転制限制度であるとかっ。シビアアクシデントの重要性については十分踏まえてやって頂ける方だということについてはですね。既に確認をしております。

# そんなところから田中俊一氏が関わっているのね。

○電気新聞 山田:
規制委員の人事がだいたい固まったということで、寄生庁の人事になると思うが、寄生庁長官にはどう言う方が望ましいと考えているか?

○細野大臣:
ええ、原子力規制委員が決まった段階で、あのう、原子力規制委員の皆さんに、まさに寄生人事をしていただかなければならないと。言うふうに思っています。

ですから、あの、私の方から予断を持ってですね。ここで言うことは控えたいと思います。ええ、ただ一方で、原子力寄生委員の皆さんというのはですねえ。

これは行政の中の、例えば、個別の専門家の、あのう、が、何処にいて、で、どういう、あのう、人間がふさわしいかということについて、すべての知識を持っているわけでは、これは勿論ありませんので。ええ、いろんな可能性を私自身は用意をして、その中で選んで頂きたいと思っています。

ええ。ですからあ、まあ、全体として言うならばあ、勿論、原子力についてサポートできる人材が必要ですし、後、やはり危機管理というのもありますので、そういうことがサポートできる人材も、やはり必要です。

# ちょっと聞きました? 細野大臣が自ら可能性を用意して、そこから選んでもらうんですってよ。奥さんっ。

で、マネジメントが出来る人材も必要。まあ、幾つかの原子力規制庁の中の主要な人事についてもですねえ。要素があるんですネ。で、それについいて、★★あのう、ある程度の考え方を整理しておりますので、それをお示しをして、ええ、原子力寄生委員の皆さんに選んでいただくことが必要ではないかと考えています。

# あくまで今後の委員人事には政権意向を強く反映しますと明言する細野大臣。

○共同おおた:
この委員長と委員候補について、ガイドラインで公開要件と言うんですかね。直近の寄付の状況とか、公開すべきと定められている点がありますが、その情報について今示して頂く事は出来るのか?

それと開かれた委員会という意味で、今、委員長候補、委員候補を選んだ理由というのは、今、説明頂いたと思うが、★★選考課程というか、具体的にどれぐらいの方に、例えば打診をして断られた方がいたのかどうか、とかですね。どういう経緯を経て、この5人に行きついたのか、という事について説明頂く事は可能か?

○司会:
最初の情報公開の方は私の法から報告させて頂く。調査結果については、結論から言えば欠格要件、情報公開の対象になるようなですね。

研究費の受領というのがなかったというのが結論だが、この今日、このことが、この委員の名前がオープンになりましたので、今日中に、あるいは、明日の午前中かも知れないが、あのう、HPでアップしたいと考えている。その結果についてアップしたいと考えている。(http://j.mp/oqX5PW)

○細野大臣:
ええ、2点目の質問だが、まあ、選考課程ですのでぇ、それぞれ皆さん、色んな状況がありますので、なかなか全てを詳しく説明することは出来ない面があるんですねえ。

# 考えながらのスロー発言。

ええ、ただ、全体として申し上げると、ええ、そうですねえ。数十名はリストアップして、、その中で絞り込みしました。ただ、数十名と言ってもそれぞれの分野がありますからあ、まあ、例えば地震であれば、まあ、一定人数、で、放射線防護であれば一定人数ですね。

それぞれの分野でしかるべき人数をピックアップしまして。ちょっとそれぞれ差はありますが。合計すると数十名ピックアップした。

# どこの誰がそのリストを大臣に進言したん。リスト作成にかかわったん?相変わらず透明性ゼロ。

○細野大臣:
えええ、個別の打診、という事で言うならばあ、打診という形ではなくてですね。私の信頼出来るスタッフを含めてですね。あのう、私もその約を一分になっておりますがあ、、いろんな方と、ええ、まあ、これはですねえ。あのう、

法律ができてからというよりは、ずっと以前から、ええ、特に今年に入ってから、辺りからですね。いろんな方にお会いしております。それぞれの皆さんの考え方であるとかっ。例えば、あの、お仕事の状況というのも、これもですねえ。非常に重要なんですねっ。

果たして、例えば寄生委員に入って頂けるのかどうかというのも、これもだいたいそれぞれの状況を聞けばわかりますので。そういう、内々のいろんな遣り取りをしてきたということであります。その中で、あの、最終的に子の5人に絞られたのが結果ですので。

個別に何人打診をしたのか、とか、個別に何人あたったということについて、明確な数が、整理できるような、打診の仕方はしておりませんので。あのう、そういうことでご理解いただきたいと思う。

○毎日おおいた:
今日、これ、提示できたということで、今の段階で、規制委員会と寄生庁の設置の発足目処だが、大臣としては9月3日なのか、どのあたりをだいたい目指しているのか?

○細野大臣:
あのう、勿論できるだけ早い方がいいが、国会承認というは、これは、ひっじょうに大事なプロセスですし、それがしっかりと成されなければ、勿論スタートできませんので。まずは底を見極める必要があると思います。んで、その規制委員の考え方もあると思うんですね。

どれぐらいの準備期間を置いてスタートするのがいいのか、そこは考えを踏まえて事務方にしっかりと準備をさせる必要があると思います。ですから、今の時点で申し上げることは難しいんですね。

○北海道新聞 十亀:
今回の人選について改めて伺いたいのが、電力会社との距離を彼等が適正に採れる人材か。それを事務方に距離を今まで以上に峻別するようにしっかりいえる人材だとお考えになっているのかということと、

核燃料サイクルについてのスタンスに関しては、大臣はこの委員の皆さん、もしくは委員長でも結構だが、確認されているのかという事を先ず聞かせて欲しい。

○細野大臣:
まあ、電力会社との距離についてはですねえ。 まあ、非常に、これはこの世界のですねえ。一つの、まあ、言うならば、まあ、宿命ナところがあるんですけど。どうしても原子力の場合は、何らかの形で電力会社とメーカーとかとやり取りする中で、それぞれ、あの、レベルを上げていくという事があるわけですねえ。

その中で言うと、実は、専門家の中でそう言う語って沢山います。どうしてもその関係があまり明確に立ちきれない人は、やはり、避けなければいけないと思いましたので、その様々な研究者の中で言うと、この5人というのはですね。

あのう、特に電力事業者という意味では明確に線が引ける人だと確信したので、出してます。そこに若干、場合によっては、もう少し、研究でお付き合いしたいというような、そう言う方って結構いるんですよね。もっと、その経験を積むという意味でも。

そう言う方は選んでませんので。そこには明確に線が引けると考えてます。はい。核燃サイクルはですね。勿論、色んな意見交換をしている人がいますので。考え方としては、私自身が、ああ、なるほどなあ、と言うやり取りをした人もいますが、

まあ、この委員会という事に対して言うと、核燃料サイクルの是か非かということではなくて、それぞれの施設の安全の確認をするという事ですので。それはそれで、あの、客観的、科学的にしっかりやって頂くことではないかと思います。

○北海道新聞 十亀:
わかりました。後一点だけ。細かい話しで恐縮だが、バックフィットとか40年廃炉の話しもかなり急いで議論して区事になると思うが、再稼働に関して言うと、今の枠組みではストレステストが進められていると思う。

で、まあ、細かい話しを言うと、関電の八木社長は、昨日、高浜3,4号機が再稼働の最有力だと。その同じ先週の会見でも保安院がストレステストの結果をとりまとめれば、バックフィットは後回し、対象外にして、

再稼働を有線候補にして欲しいみたいな話しを、まあ、それは関電以外の電力会社のものも含めて、と言う話しをしていると思うが、そうしたものを、まあ、昨日は枝野大臣は、ちょっと不適切なんじゃないかという発言もされているが、

そういう事をどう判断するかも含めて、全て規制委員会に任せてしまうのか、そこは釘を刺すべきなんじゃないかと思うが。如何か?

○細野大臣:
まあ、監督をしている省の大臣として枝野大臣がおっしゃったことは、まあ、これは非常に重たいと思いますねえ。

まあ、電力会社がどういう発言を使用がですね。それは寄生には全く影響しませんから。ですから、それは以降はいろいろあるかも知れませんが、そういうのから、まあ、完全に断ち切ってですね。厳しい規制をかけていくのが、この原子力規制委員会の作られた主旨ですから。

# 意向は政府がくみ取りますので。ただ名前が変わって、政府に都合良く一元化された印象が強くて、これで安全になるとは到底思えないんですけど。無いに等しい罰則、原子力規制委法案。

ですから、あのう、まあ、あのう、もう、言葉を選ばずに申し上げると、何を言おうが、それは関係なくきちっとやると言うことだと思います。ですから、いう、言わないについて、コメントすることも殆ど意味はないと思います。

# 今の電力会社とかけこみ経産省・保安院に政府として釘を刺す必要があるんじゃないかということについてはパス。コメントすることに意味はないと大臣。

○北海道新聞 十亀:
それに関連してだが、つまり、規制委員には全く電力需給とかですね。冬場になると厳しくなるとか、そういうのは全く関係なく、安全のみを追求してもらえばいい、そういう考え方か?

○細野大臣:
はい。そういう意味だ。電力需給とかエネルギー政策について、なにか配慮をして安全規制をやってきたことが間違いだということですから。完全にそれを度外視をしてですね。ええ、安全規制そのものをやって頂くというのが、この委員會の役割だ。

○北海道新聞 十亀:
わかりました。ありがとうございます。

# 度外視すきね。

○共同さがや:
委員の任期には5年、2年、3年というのがあり、この2年と3年の委員の分け方というのは、何か基準があって分けられたのかということと、もし仮に、この2年の任期が来て、例えば大島さんが変わった場合は、こういった海外の視点から選ぶとか、

島崎さんの後任は、また自身の視点から選ぶとか、一つの、なんというかポジション的な、自信の枠というか、技術者の枠というのは今後も続けて、この一つのチーム、それぞれのバランスを保ったチームとしての形を続けて行かれるつもりなのかを伺いたい。

○細野大臣:
あのう、それぞれの任期は、勿論それぞれの役職の重要性も考えてやっているし、加えてそれぞれの皆さんのですねえ。それこそ人生の選択そのものにも関わりますので、希望も聞いた上で年数を決めてます。これをいっぺんに揃えるとみんないなくなってしまいますから、

# 取り敢えずガス抜きで国会事故調から最も物腰やわらかい大島さんを選びますた。国際的な視点は後付けでつ。それぐらい稚拙な理由じゃなかろうか。そんな、まさか。でも、十分あり得るこれまでの政府の原発事故対応の数々。

ずらしたのは、そう言う継続性の観点からずらして制度としては設計されているわけですね。ですから、それは、それぞれ皆さんの事情と役割を考えてバランスを取って年数(任期)を決めているという事です。まあ、今回選んでいる専門分野というのは、

かなり色んな事を検討した中で、バランスを取っていますので、あのう、初期の段階としてはこれが重要なバランスだと思う。それはその時々の、あのう、原子力を巡る状況とか、政府の考え方であるとか。そういう事は当然反映されるべきものだと思うんですねえ。

# 原子力を巡る状況とか、政府の考え方であるとか。そういう事は当然反映されるべきものだ。

ですから、まあ、一つのバランスとして、この勝ちでスタートしますが、ずっとこれを守っていくという事では必ずしも無くてもいいのかも知れない。そこはそれぞれの状況に応じて、ええ、しっかりと判断して頂くべきものと思います。

○司会:
それでは以上で会見を終らせて頂く。

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